
5月8日付聖教新聞より
昨日5月8日に、4回目の御書全編拝読を完了しました。全て声に出して拝読しました。記録を振り返るとおおよそですが、1回目が5年間、2回目が17年間、3回目が11年間、そして今回4回目が6年間かかっての完遂となりました。未だに、意味をとるのさえ難しい御書がありますが、その数は初めに比べると、だいぶ少なくなってきたように思います。
4回目の途中で新版が発刊されましたので、御書全集から新版へ切り替えて拝読を続けました。新旧の対照表をチェックしながら、御抄の漏れが無いよう、拝読していきました。感動した御文や、印象に残った御文は、鉛筆で印を付けたり、付箋を貼ったりして読み進めました。
そして、4月は27日には10時間唱題を行ないました。合計41回目となります。目標・課題に向かって一歩も退けない状況を、打開しようと挑戦をしています。御書の話しに戻りますが、全編拝読完了の余韻も冷めやらぬ間に、引き続き5回目拝読を開始しました。
数々の広布の激戦と人生の荒波を、勝ち越えてくる源泉が御書でした。現代において、創価三代の会長を師匠として実践する中にこそ、御書の唯一正しい読み方が会得できます。一念を新たにし、御書根本の創価の大道を歩んでまいります。ではここで、新版に留められた池田先生の序文を、学びましょう。
御書を開けば、民衆を苦しめる一切の魔性を打ち破りゆく師子吼が轟いてくる。御書を繙(ひもと)けば、正しき人生を求める若人を包み導く、師の大慈悲の心音が伝わってくる。御書を拝せば、人類の生命が具えている宇宙大の可能性への自覚と信頼が込み上げてくる。
(中略)
「一切衆生の平等」を謳い上げ、共生と調和、慈悲と寛容の哲学が説き明かされた御書は、人類全体を結び合い高めながら、戦乱・疫病・貧困、また自然災害、気候変動など地球的問題群に挑む「隨縁真如の智」を引き出す無窮の宝庫といっても過言ではない。この一書とともに、「立正安国」「立正安世界」へ、「万年の外未来までも」、地涌の宝友が師弟誓願の不二の旅を歓喜踊躍して進みゆかれることを、私は心から願うものである。(『日蓮大聖人御書全集・新版』池田先生の「序」から抜粋)

山頂からは、山々の彼方から陽光が射す(AIによるイメージ画像)
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