衆院選が終わりました。いつも何らかの逆風の中での法戦でしたが、今回もいつもと違う意味で、困難を突破しての戦いでしたね。自公連立の解消、新党結成と目まぐるしい変化でした。しかも戦後最短の短期決戦とのことで、時間的余裕も全くありませんでした。
(1) 自民3割弱得票で約9割の議席
結果は中道改革連合49議席に対して、自民が316議席、維新が36議席と大差になりました。自民が単独で3分の2超となりました。しかし、自民が圧倒的勝利を果たしたかに見えて、そうとも言えない事実が垣間見えます。一つは、比例区で中道は1,043万票を獲得し、自民の半分に迫りました。
二点目としては、小選挙区において自民党は、「絶対得票率」が26.9%だったのに対して、議席占有率は86.2%に達したのです。すなわち、自民党は3割に満たない得票でありながら、9割近い議席数を占めたのです。いかに現在の選挙制度に問題があるかが明確になります。
※「絶対得票率」とは、有権者総数に占める得票数の割合。「相対得票数」に対する用語。
(2) 28議席を死守
なんだかんだ言って、公明党出身者の候補だけで28議席を死守しました。ある意味で、斉藤共同代表が職を懸け、わが身を犠牲にして、勝ち得た議席でした。最初から計算づくではなかったのは当然ですが、結果として28議席死守となりました。
斉藤共同代表は新党を立ち上げるに際し、夜も眠られぬほど悩み抜いたといいます。その責任感がある意味で、今回の結果に表れたのではないでしょうか。次回はこのままでは、同じような結果は、当然期待できません。現に、立憲出身議員・候補から不満が続出しています。公明党出身議員には、さらなる飛躍が必要となるでしょう。では、その他の気付いた点を箇条書きにしてみます。
(3) 野田共同代表
野田共同代表は、40年以上街頭に一人立ち続けている。政治家として駆け出しの時も、総理になった時も一貫して、立ち続けているそうです。
(4) 26年間、公明党が支え続けた功績
自民党が瓦解(がかい)しなかったのは、公明党のお陰。26年公明党が支えたからこそ、自民が今まで存続してこれたのです。
(5) 高市首相の笑顔が消えた?
華々しい勝利から没落へは、ただ一歩に過ぎない=ナポレオン。アクセル役はいても、ブレーキ役がいなくなったの大きい。
(6) 松下政経塾について
高市首相も野田共同代表も同塾の出身。野田氏が数期先輩。塾の創立の時に松下幸之助氏は、池田先生にアドバイスを求めている。
(7) 国重徹氏は、翌日明け方4時過ぎに当選を果たした
(8) 当選者一覧の画像
(9) 現行選挙制度の欠陥
得票率27%程度で、300議席超え。死票が多過ぎるのは明らか。選挙制度に大きな欠陥があるとしかいいようがない。(ただし、小選挙区制度は、政権交代が起きやすくなると言われている)
(10) 約70年に渡る一党独占・寡占体制
55年体制から、自民党による政権の独占・寡占(かせん)状態が約70年続いている。一党独裁に飽き飽きしないほうがおかしい。おかしなことをすれば、いつでも引きずり降ろされる。そういう緊張感がないと、腐るにいいだけ腐っていく。「政治と金」に代表される腐敗が、繰り返されてきたこの70年でもあった。一貫して政界の腐敗を正し、政治への信頼を取り戻して来たのが、公明党の誇るべき歴史です。
(11) 冬は必ず春となる
法華経を信ずる人は冬のごとし。冬は必ず春となる。いまだ昔よりきかずみず、冬の秋とかえれることを。いまだきかず、法華経を信ずる人の凡夫となることを。
(妙一尼御前御消息 新版1696㌻)
ご支持いただいた友人・知人の方々に、この場を借りて心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。いつにも増して困難な法戦でしたが、唱題根本に思う存分戦うことができました。日蓮大聖人の仏法は「冬の信心」と言われます。厳寒の冬を勝ち越えてこそ、喜びの春を迎えることができます。「冬は必ず春となる」との希望を持ち続け、自他共に大福徳の人生を開いていきます。

「冬は必ず春となる」~厳寒の冬を勝ち越えてこそ、喜びの春を迎えることができる。


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