公明党が、26年に及んだ自民党との連立政権を、解消することになりました。何か色々な意味で感慨深いものがありますね。この件に関しては、また記事を改めて述べてみたいと思います。さらに特筆すべきは、多大な犠牲者を出した中東のガザ地区で、停戦がもたらされたことです。当事者国同士や、様々な国々・指導者・勢力の思惑、それらに対する非難は非難として、停戦することができ、まずは本当によかった。
さて本題ですが、「We Shall Overcome」というアメリカの公民権運動などで広く歌われてきた歌を聞いたことがあるでしょうか。私がこの曲を初めて知ったのは、創価大学での通教のスクーリングにおいてでした。授業で紹介され、学生皆で、英語の歌詞を何度か歌ったのは良き思い出です。
後年何気なく見ていた深夜の映画番組で、「バスボイコット運動」の模様が描かれた映画を見たことがあります。当時、人種差別が公然と行われ、バスに限らずあらゆる公共施設もすべて、黒人と白人の座席は隔離されていました。どれだけ白人席が空いていても、黒人は白人の席には決して座ることはできないのです。その他、教育や就職等、あらゆる場面で差別が横行していました。
マーチン・ルーサー・キング等の指導者が現れ、公民権運動は全米に波及していきます。その発端の一つとなったのが、バスボイコットでした。全米で何万、何十万…という黒人が、青年や子供から高齢者まであらゆる階層の人々が、バスへ乗ることを拒否し、職場や学校等へ歩いて通ったのです。人によっては10km、20km…という道のりを、雨や嵐の日であっても、毎日歩くことで、人種差別への抗議を示していったのです。
このバスボイコット運動のうねりを起こした最初の一人が、池田先生と何度も会見された、一人の名もなき婦人であったローザ・パークス女史です。こうした運動で広く人々に歌われたのが、We Shall Overcome でした。再生リストは6本の動画から成っています。
※ここで取りあげた映画のタイトルをご存じの方がいましたら、コメント等でお教えくだされば望外の喜びです。

本稿末尾になりますが、10時間唱題を10月8日に行ないました。合計46回目です。今回も身近な課題・目標から世界のことまで、あらゆることをひと通り祈ることができました。10時間は今年だけで15回となりました。「戦おう!」との気概がふつふつと漲って来る感覚です。題目を心ゆくまであげさせてもらえることに、感謝です。



コメント