池田大作先生がご逝去

この記事は約3分で読めます。

 

 

【以下は私の所感です】

池田先生が11月15日ご逝去されました。他の方も言っていましたが、心の中にぽっかりと大きな空洞ができたような感覚です。一言でいえば言葉にならない。万感胸に迫るものがあるのですがこの2日間、どんな言葉も列(つら)ねる気持ちが起きないのです。

 

もう10年以上にわたり先生は組織の前面にお姿を出すことなく、見守ってくださいました。いつもお題目をおくっていますと仰っていました。その間ご逝去の直前まで、随筆や大白の講義等でご指導・励ましをして頂きました。モニターなどを通しても、直近のお姿を目で見ることがなくなって久しい時が経ちました。

 

それにも関わらず、(末端の)自分のような者でも、信心の心で先生と繋がっていたのですね。避けられない「その時」が来てみると、心の奥底から深い寂しさ悲しさが込み上げてきます。

 

ここで今日の聖教新聞の特集を見てみます。昭和33年の3・16の式典の後、戸田先生は池田先生に「追撃の手をゆるめるな」と遺言されました。学会の前進をかく乱し、阻もうとする勢力には一歩も退くことなく、徹底して戦い抜くことを厳命したのです。池田先生は、この遺言を青年部、さらには学会の厳訓として、繰り返し語りました。池田先生は日記に次のように記されました。

 

■戸田先生逝去直後の4月29日の日記。
「戦おう。師の偉大さを、世界に証明するために。一直線に進むぞ。断じて戦うぞ。障魔の怒濤を乗り越えて。本門の青春に入る」

 

■同昭和33年7月6日の日記。
「私の一生は、戸田先生の遺言ともいうべき構想を、叫び、戦い、達成することだ。これだけが、私のこの世の使命だ」

 

この誓いの通り寸分違わず戦い抜かれた、先生の95年の尊いご一生でした。いま師から広布のバトンを受け継いだ、我々「弟子が戦う時」が来たのです。一日一日、今は心のなかで見守ってくださる先生に、胸を張ってご報告できる自分でありたい。そう強く祈り願います。

 

誰しも平等に死は訪れます。ある意味、早いか遅いかの違いです。要は、残された命の時間を何のために使うかです。我が生命(の時間)を捧げて一点の悔いない生き方は、広宣流布のために戦うことです。広布に戦う中にこそ最も充実した、生命の完全燃焼があり、最も深い大歓喜があるからです。このことを生命で実感し、我が人生で証明していく中に崩れぬ幸福が築かれます。死苦をも乗り越え「生も歓喜」「死も歓喜」という、仏法の無限の智慧と力を万人に開く運動を、創価学会(SGI)は世界で繰り広げているのです。

 

いま、永遠に広布の指揮を執られる先生に、必ずや勝利のご報告をできるよう戦います。
先生、長い間本当にありがとうございました。

 

 


コメント

  1. ラン より:

    レオさん、おはようございます。池田先生のご逝去を知った18日は、やはりショックで泣きながらお題目をあげました。今までの報恩感謝と追善のお題目をあげさせていただきました。最初は声になりませんでしたが、お題目をあげているうち、今、先生がお亡くなりになられたのは、必ず深い意味があることなんだと思えるようになりました。

    先生の書籍「法華経の智慧」には、「仏は弟子に求道心をおこさせるため、方便として涅槃の姿をげんじる」ということが載っていました。先生には、人間革命等、残されたご本などを通して会えますよね。

    記事をありがとうございました。改めて、終生、弟子として自分の使命をはたしていこうと決意できました。

  2. レオ より:

    ランさんこんばんは。先生のご逝去を知って、泣きながら唱題されたとのこと。自分も同じ思いです。必ず深い意味があるとのこと、本当にその通りですね。時とともに明らかになるでしょうし、我々弟子の戦いと成長によって、その意味が完成していくのかもしれませんね。

    「方便現涅槃」の経文の講義ありがとうございます。たしか、子供のかくれんぼの遊びを通して、幼児教育の観点から解りやすくご教示されていましたね。

    ブログ記事を拝見しましたが、鼓笛隊員として先生の前で演奏されたのですね。素晴らしい金の歴史ですね。演奏させまいとする魔との戦いなど、目に浮かぶような描写に先生との共戦の歓喜が伝わってきました。自分も、創大通教の卒業式等で2回、先生のスピーチを直接聞く光栄に浴しました。また後日、記事にさせて頂ければと思います。

    いつもコメントありがとうございます。自分もランさんを見習って生涯、弟子として使命を果たしてまいります。

  3. ラン より:

    レオさん、ありがとうございます!コメント拝見しました、私の鼓笛隊での体験を、『体験のページ』に掲載していただけるとのこと、本当に嬉しいです(^^♪よろしくお願いします!

    希望祭の記事、拝見しました✨笑顔が可愛らしいですね(^^♪のちに未来部支部責として戦われていたとのこと、素晴らしいです。創価学会の未来をになう、大切な未来部員の育成は、本当に大事なことだと思います。

    レオさんの創価大学通教生として、池田先生のスピーチを直接聞かれたことも金の思い出ですね✨記事、楽しみにしています。いつもありがとうございます。

  4. ラン より:

    レオさん、連投失礼します改めて鼓笛隊での体験を「体験のページ」に掲載していただけるとのこと、ありがとうございます!

    「池田先生の前での演奏Ⅲ」の記事に誤字があったので修正したのと、少し文章を追加しました。お知らせまで・・・・

    • レオ より:

      ランさん掲載ご承諾誠にありがとうございます。

      ーー希望祭の記述、関連性がなかったので、削除することにしました。

  5. レオ より:

    体験のページはパスワードが必要なので、こちらの方に返信致します。

    ランさん、こちらこそ掲載承諾を重ねてありがとうございます。池田先生との出会い、師弟の交流の体験は本当に貴重です。

    先生の学会葬は、自分も23日夜に参列することができました。先生の余りに深厚な師恩に対して、広布の勝利の結果をもってお応えする誓いを新たにしました。