夢の醸造所20周年に感謝

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本年3月21日をもちまして、ブログ開設20周年となりました。当ブログの初期の記事を2013年4月に、ブログ・サービスを利用し、たった1冊のみですが書籍化したものが次の画像です。(著者名はボカシてあります。クリックすると画像が拡大します)

 

 

読者の皆さま、そしてコメントやお便りを頂いた方々からの応援に力を得て、夢の醸造所とともにこの20年を歩んで来ることができました。いろいろなことが思い浮かびますが、これまでの出来事や感じたことは、充分に書き綴ってくることができたと思います。

 

ご覧頂いた同志の方々の一念に、当ブログや私のことも含めて、祈って頂いたことが数多くあったと思います。まさに創価家族の中で温かくも時には厳しく、ここまで育てられ薫陶され今の自分があることに、心より感謝申し上げます。20年間、誠にありがとうございました。

 

ブログはいつまで続けるか、今後のことは未定です。希望の哲学である創価の仏法と正義を、広く発信していくとの初期の目標は、だいぶ果たすことができたのではと思います。案外、実生活が充実しすぎて、ブログ卒業というような時が来るかもしれません。

 

それはともかく、40歳で夢の醸造所を始め、今年8月で還暦を迎えます。今日を節目として新たな気持ちで、今度は70歳の古希を目指して、信心そして公私ともに前進勝利の足跡を刻んでまいります。それでは今回も先生のご指導を学びましょう。

 

 

新人間革命 第30巻(上)を通しての原田会長指導

 

先生は、退転・反逆の方程式を、こう喝破されています。

 

「自分中心になると、御書や学会指導に立ち返ることも、異体同心を第一義にすることもなくなってしまう。つまり、本来、仏法者の基本である、自身を見つめ、内省するという姿勢が失われていく。また、自分の心が“師”となってしまうから、自身を制御できず、その結果、我欲に翻弄され、名聞名利に走ったり、自分勝手なことをしたりする。そして、皆に迷惑をかけ、さまざまな不祥事を引き起こす。だから、誰からも信用されなくなり、清浄な学会の組織にいられなくなる――これが退転・反逆していく共通の構図といえますという大事なご指導であります。

 

さらに、近年の反逆者らがさらす醜態を見れば、そうした「自分中心」の者は、組織運営上の方法論や諸課題、あるいは公明党の政策などへの賛否などを大義名分に利用して、己の後ろめたさを覆い隠し、自己正当化を図ろうとするのが常套手段であることも、皆さま、ご存じの通りであります。「広宣流布」「立正安国」は御本仏・日蓮大聖人の御遺命であり、その直系たる学会の三代会長が、不惜身命で実現してこられた悲願であります。私たちは峻厳なる師弟不二の精神に立ち、日々、慢心という内なる魔性を打ち砕きながら、いかなる障魔の嵐にも微動だにせず、勇んで、これを断行してまいりたい。

 

 

新人間革命 第7巻「操舵」の章

 

戸田城聖の祥月命日である4月2日、東京・品川区の聖教新聞社別館で、六回忌法要が行われた。戸田逝いて5年、学会は既に会員330万世帯に達していた。それは、ただひたすら師の構想を実現せんとする伸一とともに、同志が心を一つにして戦い抜いた、師弟の精神の結晶といえる。伸一は、毎年この日に、戸田に”勝利”の報告をすることを、自らの義務としていた。いかに苦戦を強いられようとも、必ずなんらかの勝利の実証をもって、法要の席に馳せ参じることが、弟子の道であると、彼は決めていたのである。

 

戸田は、口先だけの決意の人間を、絶対に信用しなかった。最も厳しく弾呵した。「ハッタリ屋」「ペテン師」「イカサマ師」と言って憚らなかった。たとえ、草の根を噛み、岩盤に爪を立てても、前へ進み、勝って、誓いを果たし抜いてこそ、”獅子”であるというのが、戸田の指導であった。それは広宣流布の責任の重さを、弟子たちに教えようとする、師の慈愛でもあった。伸一は、法要の読経・唱題のなか、来年の七回忌には、さらに広宣流布の流れを広げ、再び大前進の「証」をもって、戸田のもとに集う決意を強く固めていた。

 

 

 

 


コメント

  1. kaisen より:

    ブログ20周年おめでとうございます!

    何事もそうですが継続するのはとても大変だと思います。
    それにブログを書くにあたって先生の指導などを勉強するのも大変なことだと思います。

    けれど、私のように自分に行き詰まり、ネットの世界に答えを探してしまう人も一定数いると思います。
    私はレオさんのブログに勇気をもらい、創価の道を進む方向を示してもらいました。
    とても感謝しています。
    10時間唱題なんて人生で本当に行き詰まった時に数回しただけです。
    それを継続的に行なっているレオさんには尊敬の念しかありません。

    これからもブログで勇気をもらいたいと思っています、そして私の勝利をお伝えしたいです。

    • レオ より:

      kaisenさん、こんばんは。

      【私はレオさんのブログに勇気をもらい、創価の道を進む方向を示してもらいました】

      ブロガー冥利に尽きるお言葉に、こちらこそ感謝申し上げます。10時間唱題はkaisenさんもご存知の通り「言うは易く行なうは難し」で、実際にやってみるとどれだけ大変か。雑念の入る時間も確かにありますが、たっぷり時間を祈れるということは、本当に大事な事にじっくりと祈りを深められます。世界的スケールから身近なことまで、ありとあらゆることを祈ることができます。最近は10時間をやらせてもらえることに、喜びと感謝を感じるようになってきました。

      メンタルの持病についても、どれだけ偏見や差別を持たない人であっても、自分が患ったことがないと、当事者の本当の辛さや気持ちはなかなか理解できないです。ですから同じような悩みに負けずに乗り越えていく人の体験こそ、「諦めずに自分も立ち向かってみよう」との最高の励ましになります。その意味でも体験に優るものはありませんね。

      池田先生が、苦境の真っ只中にある会員こそ、真っ先に励ましたいと仰いました。体験は最初はありのままの「苦闘の姿」でよいと思います。現在はいかなる苦境にあろうとも、信心を貫く限り最後は必ず勝利するに決まっているのですから。

  2. ラン より:

    レオさん、こんにちは(^^♪

    29回目の10時間唱題お疲れ様でした✨

    ブログ開設20年おめでとうございます!書籍、素晴らしいですね。
    記事にいつも元気をいただいています。ありがとうございます(*^▽^*)

    • レオ より:

      ランさん、こんばんは(^_^)v 労いとエールをいつもありがとうございます。ランさんこそ、徹底した忍耐と研鑽と勇気を奮い起しての、破邪顕正の言論闘争を誠にお疲れ様です! こちらこそランさんの記事に、いつも元気をもらっています。

      20年といっても長いようで、ある意味あっという間でした。年齢とともに時が過ぎ去るのが早くなった感覚です。今世の人生の時を大事に使い、「今生人界の思い出」を刻んでいこうと思います。