太陽・月が巡るのは仏法の力による

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太陽・月が巡るのは仏法の力による

 

 

2月度「世界青年ブロック座談会」を、地域の同志の皆様のご協力・ご尽力により、大成功で終えることができました。この場を借りて心より感謝申し上げます。引き続き弘経の成就に向け、本年最初となる10時間唱題を3月3日に単独で完遂しました(通算28回目)。

 

生活面においては確定申告も無事終えることができました。「インボイス制度」「適格請求書発行事業者への登録」「電子帳簿保存法」など様々な法改正にも対応する必要がありました。今年度から会計ソフトを変更したこともあり、操作に慣れるまで大変でした。e-Taxにより2年目となる電子申告でもありました。今回から課税事業者となりましたので消費税納入もしました。

 

ここで先生のご指導を学びます。妙法は、内には生命の小宇宙を解明し、外には壮大なスケールで宇宙の実相を説ききった大法です。唯一、大聖人の仏法の正統である学会が、大難を乗り越え世界広布を成し遂げてきた事実を通しご指導されます。

 

 

新時代第36回本部幹部会 2010-1-9

生まれ変わった決意で行動だ
創価学会の80年の誉れ──。それは、法華経と御書の通りに行動し、難を受け、そして勝ち越えてきたことである。日蓮大聖人は仰せである。(中略)「ある時は寺を追い出され、ある時は住処を追い出され、ある時は親類を苦しめられ、ある時は夜討ちにあい、ある時は合戦にあい、あるいは悪口(あっこう)を数知れず言われ、ある時は打たれ、ある時は傷を負い、ある時は弟子を殺され、ある時は首を切られようとし、あるいは2度も流罪に処せられた。この20余年の間は、一時片時も心安らかなことはなかったのである」(単衣抄[新]1848㌻、通解)一番、正義であるゆえに、一番、難が競い起こるのである。

 

そして大聖人は、厳然と宣言なされた。「いまだ日蓮ほど、法華経の味方をして、国土に強敵を多く呼び起こした者はいない。まず、この眼前の事実をもって、『日蓮は一閻浮提(全世界)第一の者である』と知るべきである」(撰時抄[新]199㌻、通解)この大聖人に直結して、強敵と戦い続け、世界192カ国・地域に、日蓮仏法を弘めてきたのは、一体、誰か。初代の牧口先生であり、二代の戸田先生である。そして、不二の心で進む、三代の私であり、皆様方である。創価の師弟こそ、「一閻浮提第一」の広宣流布の闘士なのである。その功徳と歴史は、永遠であることを忘れまい。

 

牧口先生は叫ばれた。「悪口罵詈、猶多怨嫉の難は法華経の実践者の誉れなのである」(中略)有名な「諸法実相抄」には、こう明確に記されている。「(三類の強敵による大難に)耐えて、妙法を弘める人を、釈迦仏は必ずや衣で覆い守ってくださるであろう。諸天は必ず、その人に供養するであろう。また肩にかけ、背中に負って守るであろう」(諸法実相抄[新]1790㌻、通解)今、世界各国から、我らの平和・文化・教育運動に最大級の賞讃が寄せられている。これらの栄誉は、創価の師弟が御聖訓の通りの大難と戦い、すべてを勝ち越えた証しなのである。〈池田名誉会長に贈られた、五大州からの4,000を超える顕彰(2010年1月時点)は、文字通り、「世界第一」である〉(中略)

 

絶対勝利の題目
大聖人は仰せである。「日月天の四天下をめぐり給うは、仏法の力なり」(四条金吾釈迦仏供養事[新]1557㌻)と。地球が動いているのは、何の力によるのか──。その力を、究極の次元から説き明かしたのが仏法である。太陽や月が巡るのも、自然の力によるとか、いろいろな言い方があるだろうが、根本は、仏法の法則に則っている。大宇宙の天体が運行しゆく根源の力が、南無妙法蓮華経である。どれほど、すごい力であるか。

 

我らは、この偉大なる妙法を持っている。最も正しく、最も力強い妙法の音律を唱えている。これほど強いものはないのだ。絶対勝利の唱題である。負けるわけがない。大聖人の仰せの通りに実践すれば、わが生命に満々たるエネルギーが湧いてくる。勇気が湧き上がってくる。我らは、一日また一日、一年また一年、妙法のリズムに則り、宇宙も全部、味方にしながら、一切を勝ち開いていこう!

 

(中略)
学会は、広宣流布の団体である。ゆえに、広布に戦う人が一番尊いのである。組織であるから、役職とか立場の違いはあるけれども、大事なことは、どれだけ広布のために尽くしたかである。祈った分だけ、動いた分だけ、語った分だけ、御本尊から功徳がいただける。皆さんは、思う存分に広布に働いて、無量無辺の功徳を受け切っていってほしい。必ず受けられる。私が証人である。戦ってきたゆえに、私は、確信をもって言い切ることができる。ともあれ、今こそ、本当の戦う弟子が躍り出てきてもらいたい。それを青年部に期待したいのだ。

 

 

第41回本部幹部会 2004-9-9

師弟不二の青春は永遠の誉れ
わが青春は、師匠戸田先生とともにある。戦後、戸田先生の事業が大変な苦境におちいった。(中略)事態が厳しくなるにつれ、社員が次々と辞め、多くの人が先生のもとを去っていった。なかには、恩を忘れ、「戸田の馬鹿野郎」と罵倒する人間もいた。(中略)しかし、わが身を捨てて、戸田先生を本気で守りぬこうとする人は、だれもいなかった。

 

この時、私はただ一人、厳然と立ち上がった。21歳、22歳のころである。死をも覚悟して戦う戸田先生を、何としてもお守りするために、私は働きに働いた。題目を、あげにあげぬいた。莫大な負債と、現実の分厚い壁を前に、一歩も退かなかった。しばらく、給料がもらえない時期もあった。食事にも事欠き、真冬でも開襟シャツ一枚で過ごした。私は、全生命を賭し、すべてを犠牲にして、戸田先生に尽くしぬいたのである。

 

(中略)
私は、この偉大な師のために、進学の道も捨てた。その代わり、あらゆる学問を、戸田先生に直接、教えていただいた。そして今、この私に、世界の数々の大学が、最高峰の知性の栄誉を贈ってくださっている。これらの栄誉を、私は、すべて師匠に捧げるつもりで、お受けしている。「戸田大学」で学んだことこそ、私の最大の誇りなのである。(2023年12月13日時点で、世界の大学、研究機関から授与された名誉学術称号は409個)

 

名誉学術称号一覧 | 東洋哲学研究所
東洋哲学研究所の創立者・池田大作SGI会長の、400件を超える名誉学術称号の一覧です。

 

 

躍動する宇宙、躍動する自分
リーダーは、決して惰性におちいってはならない。停滞してはならない。そうなっては、皆がかわいそうである。「進まざるは退転」である。間断なく、動きに動いていくことだ。広宣流布は、自分が動いた分だけ拡大していく。この宇宙では、ありとあらゆるものが、休まず動き続けている。静止しているものは、ただの一つもない。

 

御聖訓には、「日月天の四天下をめぐり給うは、仏法の力なり」(四条金吾釈迦仏供養事[新]1557㌻)――太陽と月が四天下(世界)をめぐるのは、仏法の力なのである――と説かれている。地球は自転しながら、太陽の周りを公転している。太陽系は銀河系の中にあるが、銀河系もまた、渦を巻きながら回転している。太陽系が銀河系を回るスピードは秒速220キロメートルと言われる。

 

大宇宙は瞬時も止まることなく、妙なる音律を奏でながら運行している。その究極の不滅の力、法則、リズムこそ、南無妙法蓮華経なのである。この妙法を持つということは、宇宙の最極の力と智慧を持つということである。これ以上、強いものはない。ゆえに、恐れるものは何もない。宇宙は動いている。万物は躍動している。私どももまた、妙法のリズムに合致して、生命を生き生きと回転させながら、仏意仏勅の学会とともに、法のため、広布のために、動きに動いてまいりたい。そうした行動は、すべて自分のためになる。一家一族を永遠の福徳で包んでいく。
(東京牧口記念会館にて、池田大作全集第96巻)

 

 


コメント

  1. ラン より:

    レオさん、世界青年座談会の大成功おめでとうございます\(^o^)/
    3日の10時間唱題、お疲れ様でした。28回目!凄いです。お題目の人には誰もかないません。

    【悪口罵詈、猶多怨嫉の難は法華経の実勢者の誉れなのである】

    このように確信できるかどうかですね。誰から何と言われようとも師弟の道を貫く。
    その人が人生の勝利者となると思います。

    記事に元気をいただきました。ありがとうございました(●^o^●)

    追伸

    河合師範のご本、記事の参考にさせていただいています。ご紹介ありがとうございました。

    • レオ より:

      こんばんは。ランさんも2月、3月と座談会大変にお疲れ様です。
      寸劇のシナリオとはそれは大変に難易度が高いですね。
      大成功の座談会、ランさんの思いの結晶が見事な結果と現れたのですね。

      題目は瞬間瞬間、生命に潜む無明との戦いです。
      策や方法ではなく、生命の宿命を転換することができる。
      仰る通り師弟の道を貫くことが、無限の希望を湧現し、広布と人生の勝利を開いていきます。

      河合師範の本の紹介も役に立てたなら嬉しい限りです。
      いつも、エールを誠にありがとうございます。

  2. kaiser より:

    レオさん、こんにちは。
    長野県の壮年部です。

    最近アップされた体験談を読んで感動しています。
    私の双極性障害も少しずつ良くなっています。
    そろそろ再就職を目指す時期になってきました、自分の特性が生かせる職場に就職出来るように少しずつ進んで行きます!

    • レオ より:

      kaisenさんこんばんは。。
      東大阪のヒデさんの1つの集大成とあって、素晴らしくも感動の体験ですね。

      kaisenさん、再就職の実現に向け、確実に前進しているのですね。
      あの苦闘の時があったからこそ今の自分がある、と大歓喜の結果が必ず現れます。

      自分も信心根本に、新たな試練を乗り越えつつあります。
      お互い、勝利の報告をしてまいりましょう!