広布への闘争力こそ信心 -2月闘争の淵源(1)

この記事は約4分で読めます。

今回のB座談会の中心者を白ゆり長と共に仰せつかり、仕事が確定申告とも重なり多忙を極めています。約2週間ぶりの投稿となります。では早速、「伝統の2月」の淵源を先生のご指導から学びましょう。

 

 

●わが大闘争の歴史は「大福運」の歴史

ー1992-8-24本部幹部会(池田大作全集第81巻)から抜粋ー

 

広布大行進の ”火ぶた” を切った青春の金字塔
(中略)
私が、蒲田支部の支部幹事に任命されたのは昭和27年(1952年)、24歳の時である。就任してすぐ、それまでだれも考えられなかった月間折伏二百世帯を突破。他の支部がどんなに頑張っても七、八十世帯しかできなかったという時代であった。また、関西でも、私は一カ月間で、大阪支部の一万一千百十一世帯の弘教達成という “不滅の金字塔” を打ち立てた(昭和31年5月)。

 

(中略)
この ”時” を逃しては広宣流布の構想は大きく遅れてしまう──戸田先生は、だれよりもそのことをご存じであった。(中略)ついに先生は、私に言われた。「大作、そろそろ出るか!」「いよいよ始めるか。やってくれるか!」と。「必ず、やります!」──先生の深きお心に、私は敢然と立った。青年らしく戦った。広布の突破口を広々と開いた。

 

戸田先生は、私をはじめから「偉く」はされなかった。華やかな立場になど、つけられなかった。時が来るまではと、あえて陰の役職につけ、鍛えてくださった。ありがたい師であった。一方、役職によって不満の心をもったり、ひいては退転したりする転倒の人間もいた。役職があるから偉いのではない。役職の責任を果たした人、広布のために戦った人が偉いのである。

 

(中略)
戦いぬく生命に「大福運の城」
幹部会の席上、戸田先生は、この蒲田支部の発展にふれられながら、指導してくださった。私は今も忘れられない。すなわち「長たる地位にありながら、闘争力のないものには福運がでない」と。

 

「長」──指導的立場にありながら、「闘争力」のないものには、決して「福運」はつかないのだと。私どもの永遠の原則である。“広布のリーダー” はどうあるべきか、その根本精神は全部、ここに集約されるといってよい。この「闘争力」こそ「信心」である。「闘争力」をもってきた人は皆、人生も勝っている。大満足の境涯を勝ち得ている。それが四十五年間、あらゆる人生行路を見てきた私の実感である。

 

役職が上がるのは、いばるためでは断じてない。より一層、会員を守るためである。また、より強く仏敵と戦っていくためである。ゆえに戦えない臆病な人間であっては、リーダーとはいえない。たとえ役職があっても、それは形式であり、「信心」ではない。そして成仏は、ただ「信心」によってのみ決まる。

 

(中略)
「闘争の心」が破壊されれば、「胸中の城」も崩れる。壊れた器から水が漏れるように、功徳も、福運も漏れてしまう。私どもは、そうさせたくないために、「闘争を」と激励しあって進んでいるのである。

 

戸田先生「大聖人の魂を魂とするのが学会」
(1268年1月蒙古から国書が到着、大聖人が「立正安国論」でなされた御予言(他国侵逼難)の的中であった。同年10月、大聖人は、時の執権・北条時宗等の為政者と、幕府に取り入り権勢をほしいままにしていた高僧らに、十一通の書状を送り、“今こそ仏法の邪正を決するべきである” と公場対決を迫られた)

 

大聖人は、いかなる権威にも、権力にも一歩も退かれなかった。戦って戦って、戦い抜かれた。戸田先生は、その大聖人の御心を拝しながら、こう言われている。「日蓮大聖人様は、権勢に恐れず、富貴にこびず、万衆(一切衆生)をあわれみ、末法一大利益の南無妙法蓮華経を授けられた大聖哲であります」 そして結論として「創価学会の魂とは、この日蓮大聖人様の魂を魂と」するところにあると宣言されたのである。これこそ、万年に変わらぬ大聖人直結の「学会精神」である。死身弘法なされた戸田先生の遺言なのである。

 

一方、現宗門は、「大聖人の魂」をまったく失ってしまった。日興上人にも違背し、反逆してしまった。「日蓮正宗」の名に値しない邪教に堕してしまった。もはや本当の「日蓮正宗」の心は、我が学会にしかない。きょうは、あえて、この真実を申し上げ、後世に残しておきたい。

 

日蓮大聖人の魂を継ぐのは、仏勅どおり広布に進む創価学会である。戸田先生は、その根本を明確に示し、残されたのである。私どものために、未来のために。「大聖人直結」こそ初代・牧口先生、二代・戸田先生以来、寸分も変わらぬ、そして、永遠に変わらぬ、我が学会の誇りなのである。私どもは″大聖人の眷属″″大聖人の直系の門下″″大聖人の使い″として、これからも大聖人の御遺命たる広宣流布へ、いよいよ堂々と前進してまいりたい。

(つづく)

 

戸田先生「北海道の青年は頼もしい」(第1回北海道体育大会)

 

 

 


コメント

  1. ラン より:

    レオさん、おはようございます(^^)/お仕事に学会活動にお疲れ様です!

    私も座談会での企画を任されましたので、ご参加の皆さんが、
    楽しく盛り上がるような内容にしたいと思います。

    「リーダーたるもの闘争力がなくてはならない」

    本当にその通りで、闘争力がなくては部員さんを守っていくことはできませんよね。
    「震えながらでも一歩前に踏み出す」クセをつけ、
    己心の臆病の魔を打ち破っていきます。

    記事の更新、ありがとうございます(*^▽^*)

  2. レオ より:

    100%いや120%、ランさんの仰る通りです。座談会の企画ですか、責任重大ですね。勇気を出して広布に戦う時に、言い知れぬ生命の躍動がありますね。

    大成功、大結集、無事故そして、一人一人全員が福徳を受けられる座談会を目指し、祈り行動しているところです。先日、内・外の友14軒を訪問し、後日また地区内7軒を周りました。

    まずは3・16にむけ、断じて歓喜の広布の結果をもぎ取るべく、唱題も一段と真剣さが増します。勝利のご報告をしてまいりましょう! ありがとうございます。