消えたお金はどこに -疑問(1)

この記事は約2分で読めます。

【1】

最近、繰り返し脳裏に浮かぶ疑問がある。1つは今のエネルギー高と物価高である。自分は今、食料や生活必需品を買い物に行くことはほとんどない。定期的に母の食料買い出しについて行って、食費代代わりに自分が支払う時くらいだ。それにしても異常な位の物価高である。

 

一、二百円だったものが10~20円程度上がっても打撃は大きいのに、昨今はつい2~3年前に比べ食料品も数百円の値上げというのも珍しくない。1.5倍近くに達するような値上げも見受けられる。円安の影響も大きく、仕事の取引でドルを決済すると、100米国ドルで約5000円、200米国ドルだと1万円近く出費が増えている。

 

大企業や役所に勤める人などは、耐えられる影響かもしれない一方で、身を寄せ合うようにして、「その日暮らし」をしているような人々には、とくに厳しさが増している現在ではないだろうか。それでも、エネルギー価格は公明党の実績もあり、何とか抑えられているので感謝は尽きない。だが、ハマスのイスラエルに対する攻撃から始まった紛争もあり、さらなるエネルギー高も懸念され、先行きは不透明度が増しているように思う。

 

このエネルギー高、物価高は、無い知恵を絞って自分なりに考えてみると、どこにその原因があるのか。指導者たちがどういう対策をしてくれればよいのか。自分のような平凡な一介の民間人に、何らかの解決方法を見出し提起することは不可能であろう。しかし、考えを整理するとともに、糸口だけでも得られないかとの思いで考察してみたい。

 

この事に関して、ふとこんなことを考えてみたことがある。この世界の庶民・民衆から値上げという形で吸い取られた莫大なお金(=富)はどこに行くのだろうか、という疑問である。これだけの膨大なお金が自然に消える訳がないからだ。世界のどこかの、欲望の虜(とりこ)になった悪い人間(しかもその人数は僅かであろうと推測します)の懐(ふところ)に入っているのではないだろうか。それは死の商人(武器商人)であろうか。石油メジャーであろうか。そういう悪人がいるとしたら、いったいどこにいるのだろうか。草の根を搔き分けてでも見つけ出して、民衆の怒りを叩きつけるべきではないのか。

 

民衆を犠牲にして私欲を貪る悪人を許すな!

 

 


コメント