先生が『人間革命』を執筆した理由

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早々と8月17日に1回目の学習会を開始し、今回受験する壮年部員と研さんを続けています。無事故・健康で試験当日まで完走できることと、信心の合格者、試験の合格者を目指して祈りと研さんを重ねる日々です。地域の同志の方々からの題目の応援を頂き、感謝しかありません。

 

あともう一つ、小説『人間革命』を改めて読み続けていますが、「新」と合わせて合計43冊のうち、残りが1冊半となり、一応のゴールが見えてきました。感慨深いです。読了しましたらまた記事に致します。それでは、今日読んだ部分から特に印象深い所を紹介します。

 

 

 

●新・人間革命 第30巻上「雌伏」の章から

学生部の幹部の一人が口を開いた。
「幹部として一生懸命に頑張って、信心を完結する先輩もいれば、退転し、敵対していった先輩もいました。その根本的な要因は、どこにあるのでしょうか」

 

結論からいえば、奥底の一念が、広布中心か、自分中心かということです

 

(中略)
「また、自分の心が“師”となってしまうから、自身を制御できず、その結果、我欲に翻弄され、名聞名利に走ったり、自分勝手なことをしたりする。そして、皆に迷惑をかけ、さまざまな不祥事を引き起こす。だから、誰からも信用されなくなり、清浄な学会の組織にいられなくなる――これが退転・反逆していく共通の構図といえます。

 

日蓮大聖人は、佐渡流罪のなかで、仏法を破る者は、外敵ではなく、『師子身中の虫』であり、『仏弟子』であると喝破されている。このことは、広宣流布を進めるうえで、絶対に忘れてはならない。そうした事態は、今後も起こるでしょう。その時に、決然と立って、悪と戦い抜くのが真の弟子です」

 

この伸一の言葉通り、やがて、学会支配を狙い、陰で宗門僧と結託していた悪徳弁護士らが仮面を脱ぎ、正体を明らかにしていくのである。第二代会長・戸田城聖は、「青年訓」のなかで、「同信退転の徒の屍(しかばね)を踏み越えて」と記している。創価の同志の連帯とは、広布を誓願し、烈風に一人立つ、師子と師子とのスクラムである。

 

山本伸一は、青年たちと、忌憚なく話し合えることが何よりも嬉しかった。伸一は、彼らに大きな期待を込めて語った。
「青年には、学会の後継として、一切を担っていく重大な使命がある。ゆえに、戸田先生は、青年を本気で育てようと訓練された。とりわけ、私には人一倍厳しかった。大勢の前で、激しく叱咤されたこともあった。ほかの人の失敗でも、叱責されるのは常に私だった。特に、皆に対して、広宣流布に生きる師弟の道の峻厳さを教える時には、私を対告衆にされた。獅子がわが子を、あえて谷底に突き落とすような訓練でした。先生は私を、後継の師子に育てようとされたからです。

 

(中略)
先生を知る人は多い。直接、指導を受けたという人もいる。しかし、先生に仕え抜き、その遺志を受け継いで、仰せ通りに広宣流布の道を開いてきたのは私だけです。したがって、あえて申し上げるけれども、学会のことも、先生の真実も、誰よりも私がいちばんよく知っている。その意味からも私は、世界の同志が、また、広宣流布のバトンを受け継ぐ後世の人たちが、創価の師弟の道をまっすぐに歩み通していけるように、小説『人間革命』を書き残してきたんです。

 

君たちは、常に、勇んで試練に身を置き、自らを磨き、鍛えてほしい。そして、どこまでも団結第一で、共に前へ、前へと進んで、21世紀の学会を創り上げていくんだよ」


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