五大部講義録

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御書五大部の講義録をすべて読み終えることができた。
『日蓮大聖人御書十大部講義 第五巻 報恩抄』を今日、読了したのだ。

聖教文庫の立正安国論講義第1巻を読了したのが’90年5月14日との記録が残っている。
この1巻目を読み始めたのが’87年と推測すると、五大部講義録だけで、実に23年間を要したことになる。

長い旅路であった。
登り甲斐のある最高峰であった。
著者の池田先生に導かれて、何とか無事に登攀【とうはん】でき、深く大きな喜びをしみじみと感じている。

『御義口伝講義全7巻』(文庫版)読了を決意した時も、今回の五大部講義録の読了決意したのも、いかなる状況に置かれていたかを思い出す。

それは、苦労の末に折伏を決めて間もなく宿業と魔が競い、病気で1年間の入院を余儀なくされるという、私の前半生で最大の苦境にあった時であった。
文字通り何もかも失った中で、仏法の真髄という宝の中の宝への、本格的歩みを始めることができた。
正に教学研鑽という意味でも、「毒を変じて薬と為す」「重きを転じて軽く受く」を、我が身に実証した前半生の歩みとなった。

真の仏法とは何と深く偉大であるか。
その深義を僅【わず】かでも探究できたことに、身の福運を感じずにはいられない。
さらなる妥協なき研鑽【けんさん】へ歩みを進めて行くとともに、後進への実践教学の手引きと模範を示していきたい。

(写真にあるように『撰時抄講義』は、『池田大作全集 第27巻』を用いました)

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