見ておくべき、きっと役に立つという、お勧めの映画を紹介していきます。
今回は『愛と青春の旅立ち』に続く第2弾、『モンテクリスト伯 ~巌窟王~』です。
若くして商帆船ファラオン号の船長となった、主人公エドモン・ダンテスが、その栄進への嫉妬者や、恋敵【こいがたき】、検事の政治的謀略によって、無実の獄に囚われます。
政治犯が収容された、絶海の孤島に浮かぶイフの監獄で、20年近くにも及ぶ岩牢での生活。
ここからはネタバレになりますので、詳しくは書きませんが、師と仰ぐファリア神父と出会ったダンテスは、ギリギリの所でイフの要塞から脱獄します。
そして自分を陥れた張本人たちへ復讐を果たすために、モンテクリスト伯と名乗って、パリの社交界へ乗り込んでいきます。
アレクサンドル・デュマ原作の『モンテクリスト伯』または別名『巌窟王【がんくつおう】』の映画化です。
この映画の見所は数々ありますが、その1つは、牢獄内でのファリア神父との出会いであり、師匠として万般の薫陶を受けゆく日々です。
自殺さえしようとしたダンテスが、師匠ファリアと出会ってどのように蘇生し、生きる目的を見つけるかという変化が劇的です。
見所の第2は、見事、脱獄を果たしたダンテスが、パリ社交界にデビューする場面です。
見事な舞台設定の元、大きな気球で登場する場面は圧巻です。
これがあの牢獄で20年も呻吟していた同じダンテスなのか、と思うと、そのコントラストが非常に胸に迫ってきます。
原作の『モンテクリスト伯』が新聞に連載されていた当時、1日でも掲載が遅れると、パリ中はもちろんフランス全土が陰鬱の気に包まれたそうです。
時代を超え、全世界で読み継がれている小説です。
この映画を見て興味を持たれた方は、ぜひ原作を読んでみることもお勧めします。
池田先生はよく、「妙法の巌窟王となって」という言い方をされます。
戸田第2代会長のことを「巌窟王」と仰る場合も多いです。
小説『モンテクリスト伯』は、草創期の人材グループ「水滸会」の教材にもなりました。
この草々期のいきさつや、先生の眼光紙背にまで達する「巌窟王観」は、『若き日の読書』という本に詳しく書かれています。
池田大作全集第23巻 p.154~にも収められていますので、お持ちの方はぜひお読みになって下さい。
この『モンテクリスト伯』は私の約800冊の読了読書歴の中で、間違いなく1、2を争う優れた作品です。
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コメント
観ました!
こんばんわ。私もこの映画観ました。面白かったです。池田先生がご指導の中で引用される度にもう一度観たいな~と思う作品です。
buakhaauさんへ
こんばんは。
そうですか、buakhaauさんもこの映画見ましたか。
単なる映画ではありますが、私達は信心の眼から一重深く、命に刻んでいくべき映画ですね。
私もこれを機に、もう一度観てみたいと思います。