
ボリビア、メキシコ、パナマの友らと(地元会館にて)
5月23日、24日は北海道に中南米とインドの友が来訪し、青年交流交歓会が開催されました。8年前にインドの友を迎えた時には、自分も地元・本会場に参加しました。今回は、自宅にてオンライン放映会を行いました。
壮年部と女性部で計8名のメンバーが集い、嬉々として視聴しました。ラテン・ダンスがあり体験があり合唱等々、素晴らしい内容でした。青年たちの躍動と成長の姿にたくさんの元気をもらいました。はるばる地球の反対側から来てくれた青年メンバーの皆さん、本当にありがとうございました! 真心こもる歓迎に尽力した地元メンバーの皆さんも、本当にお疲れ様でした。
さて、話題を大きく変えます。6年前の記事を微修正して再掲します。まず御書を拝します。
生を捨てて悪趣に堕つる縁は一つにあらず。
あるいは妻子・眷属の哀憐(あいれん)により、
あるいは殺生・悪逆の重業により、
あるいは国主と成って民衆の歎きを知らざるにより、
あるいは法の邪正を知らざるにより、
あるいは悪師を信ずるによる。
(守護国家論 新379㌻)
この御文の中で特に、国主すなわち現代的に言えば指導者の立場にありながら、民衆の嘆きを知らない者は、地獄等の悪趣に堕ちると仰せです。民衆の負託を受け、指導者として権力を持つということは、民衆のために働き尽くし抜く、大きな責任を有することに他なりません。
そうでありながら、民衆の苦しみや嘆きを見て見ぬふりをする。いざという時に、手をこまねいて仕事をしない。なかには、自己の保身に汲々として、嘆いている民衆を一層苦しめる、横暴をふるう卑劣な権力者もいます。世界の政治指導者の顔が何人か浮かびます。
大聖人の御化導は立正安国論に始まり立正安国論に終わると言われます。その安国論の肝心の一つは、「指導者革命」であり、民衆を苦しめる「権力の魔性」との戦いです。創価学会の90年の歩みこそが、その闘争の歴史であり、この先もこの戦いは続きます。私たち一人ひとりの人間革命こそが、民衆から発した指導者革命の直道であり、地域を変え日本を変え世界を変えていくのです。
(過去記事の引用は以上です)
先日、トランプ大統領がイスラエルのネタニヤフ首相に対し、レバノンへの攻撃を続けていることに、激しい言葉で怒りをぶつけたと報道されました。この報道を見て私は思いました。「では、トランプ大統領を叱り付けるのは誰なのか?」と。

トランプ米大統領とネタニヤフ・イスラエル首相
そもそも、今回トランプ大統領はなぜ、イランを攻撃しなければならなかったのか。”世界最強の軍隊” を持つ大国の大統領として、なぜ自ら戦争を起こしたのか。同盟国イスラエルを、イランの(核の)脅威から守りたいとの思惑はあるのでしょうが、余りにも浅はかな判断だったのではないでしょうか。
世界で海上輸送される原油の約3分の1が通過する、世界最大のエネルギー輸送の要衝がホルムズ海峡です。この ”チョークポイント”(急所)の封鎖により世界中に及ぼす甚大なる影響を当然予測していたはずです。
もうすでに、世界は痛手を被っていました。ウクライナへのロシアの侵攻、イスラエル対ガザ・ハマスとの戦争により、膨大な兵器使用による軍費の増大。今回のイランへの攻撃が、世界のエネルギー供給の混乱による ”経済的打撃” に、さらなる追い打ちをかける結果となっています。
日本でも、ナフサ供給の混乱や、食料品等の数千品目に及ぶ相次ぐ値上げなど、生活への悪影響が計り知れません。原油を調達することが困難な、貧しい発展途上国の国々では、今後、多くの餓死者が出ると予想されています。
さらに胸が痛むのは、戦争により犠牲になるのは、兵役につく若者たちであり、何の罪もない子供や女性等の民間人だということです。人々の生活の場である街や建物も破壊し尽くされています。その命令を出している高位の者は、執務室やホテル等の高級で快適な部屋にいて守られています。
ここで一つ記念の品を思い出しました。40年前に私が参加した武道館での全国学生部大会で頂いたしおりに、次の先生の言葉が刻まれていました。
民衆の力ほど
偉大にして永遠なる
ものはない
この民衆の前には
如何なる帝王たりとも
権力者たりとも
屈服せざるを得ないからだ
今回のネタニヤフ首相への叱責も、世界の民衆から沸き上がった怒りの声に、トランプが恐れをなしたのでしょう。民主主義の時代です。悪い権力者には、断固としてレッドカードを突き付けなければなりません。民衆が声を上げることと、悪い政治家を支持しないこと。この二つが、彼らを退場させるために最も必要な方法なのです。

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