Facebookから印象に残った記事を紹介致します。題名は『1万時間の法則』です。次の画像をクリックするとページが開き、パソコンの場合、右欄にFacebook記事全文が表示されます。さらに画像の下に、抜粋を引用します。
専門家たちは、世界に通用する人間に共通する“魔法の数字(マジックナンバー)”があるという意見で一致している。つまり1万時間である。
調査から浮かびあがるのは、世界レベルの技術に達するにはどんな分野でも、1万時間の練習が必要だということだ。作曲家、バスケットボール選手、小説家、アイススケート選手、コンサートピアニスト、チェスの名人、大犯罪者など、どの調査を見てもいつもこの数字が現われる。
この法則は、世界的な神童や天才と言われる人にも通用するという。つまり、「生まれながらの天才などいない」ということ。そして、それは努力だけが全てを決める、という単純な話ではなく、努力にプラス、「トレーニングや勉強を続けることができる環境」や、「他者の協力を得ることが上手な性格」、などが必要だという。
「世界に通用するには、1万時間の練習が必要」 1万時間と言えば、1日8時間練習するなら1250日、つまり3年半の年月がかかり、1日に2時間なら、5000日で13年半という計算になる。
「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る」(井上靖)
不平や不満を言わず、コツコツと努力を重ねる人でありたい。
このFacebook記事の1万時間を唱題行に当てはめてみると、1,000遍=15分とするなら、
10,000時間×60分÷150分=4,000万遍
となり、1,000遍=20分とした場合は、
10,000時間×60分÷200分=3,000万遍
となります。これは、毎日2時間持続したと仮定すると、
600,000分÷120分=5,000日=13年と255日
となり約14年間かかることになります。ちなみに、毎日3時間に増やすことができるなら、
600,000分÷180分≒3,333日=9年と48日
となります。10年近くあるいは14年近くの年数をあげ続けられれば、1万時間となるのです。
これは途方もない数字です。置かれている立場によって、仕事や生活、家事・子育て等に追われていれば、普通に考えれば不可能でしょう。しかし、一流の音楽家を目指す人が年齢とともに、週16時間(1日平均2時間以上)、週30時間(1日平均4時間以上)と練習を続けることを考えれば、いくら仕事や生活があったとしても、毎日2~3時間の唱題が不可能ということはないでしょう。
題目は「自行化他にわたって」唱えることが重要であり、唱題という形式自体に功徳があるのではありません。つまり広宣流布を進める「誓願の題目」であることが重要です。もし、時間さえやっていればよいというのでは功徳も現れないし、周囲に信心への誤解を与えたり、法を下げたりしかねない。唱題行は本来、広布を目指す一念で、真剣勝負で唱えていくべきなのです。
その上での1万時間ということです。現実には凡夫ですから、悩みや病気や、様々な人生の荒波が襲ってくる時もあるでしょう。10年以上を毎日長時間、真剣にあげ続けるのは、それこそ難事中の難事かもしれません。だからこそ、仏道修行なのだと決めて、志ある方は取り組んでもらいたいと思います。
皆が皆やる必要はないと思います。「自分は題目で実証を示すんだ」と決意できる方だけでよいと思います。または、1,000万遍、あるいは2,000万遍はやったことがあるという方が、次の目標としてもよいと思います。かくいう自分も、大きな悩みもあり、これまで40年近くかかって8,000万遍=2万時間になんなんとする題目をあげて来ました。
人生の途上であり、未だ未だこれからの部分も多いですが、その間に頂いてきた功徳や、示してきた実証は以下のページから、レオの体験をご覧ください。唱題根本に桜梅桃李の、これ以上ない、大満足・大幸福の人生を飾ってまいりましょう。
コメント