集団的自衛権への私見

この記事は約3分で読めます。

まず初めに断わっておきますが、安保法制に関して甚だ不勉強なため、以下の文章はいち市民の私見として認識ください。

最初に与党の一員として公明党が安全保障にも重要な役割を果たすまでになったことを、私は胸中、素直に喜んでいます。
安全保障といえば国家にとって最も重要な課題です。
公明党は平和の党の草分けとして、今回の安保法制においても明確かつ強固な歯止めを全法律に明記させ、国の舵取りを誤ること決してなきよう最重要の仕事をしました。

一連の安保法制への要【かなめ】としての参画により、公明党は名実ともに与党の一員となったと、私は「よくやっている」と称賛を送りたいのが偽らざる心境です。

ある識者は公明党は「平和の党」という「看板」に一時的に傷がついたとしても、日本とアジアの平和を守るという「実」を選択した、優れた判断であり仕事をした、と評しました。
党利党略でどう見られるかという計算の上に口だけ無責任に平和を唱えるのでなく、民衆のために平和を現実のものとするための道を選択したのです。

それに対して野党は、さも日本が自ら戦争をできるようにするのかとの、ネガティブキャンペーンを繰り返しています。
尖閣諸島や竹島など領海をめぐる緊張や、遠く南沙諸島での中国や諸外国の動きに対して、旧態依然とした構えのみで手をこまねいていいはずがないにも関わらずです。

例えば中国の国防費は急激に膨張を続けており、近い内にアメリカにも匹敵する規模になると言われています。
具体例としては、中国はロシアから買ったものを改造して空母をすでに持っています。
これもアメリカの第7艦隊を意識し対抗したものと言われています。

どこの軍人もそうですが、シビリアンコントロールの現代では、軍部の暴走は厳格に抑制されている下で、軍事戦略上の机上の地図の上では、隙あらば日本の領土を虎視眈々と狙う計画が幾つも、かの国の軍人たちには練られているそうです。
実行可能性がどこまであるかは別として、軍人の職務の性質上、日本国民として驚かざるを得ないような、プランが多数存在するそうです。

かといって武力には武力で応じていけば、双方、軍拡競争となりエスカレートするしかない。
反対に、平和ボケした頭で、平和平和と連呼しているだけでは、いいように蹂躙される事態を招きかねない。

したがって、専守防衛を堅持しつつも、新しい時代の現状に目配りし対応させた、隙間や切れ目のない法整備が、的確かつ速やかに為されなければならないのです。

他国防衛を目的とする集団的自衛権行使は認めないようにするために、公明党が政府に強く主張した結果、次の「新3要件」が法文にすべて明記されました。

新3要件
(1)わが国に対する武力攻撃が発生した場合のみならず、わが国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これによりわが国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆【くつがえ】される明白な危険がある場合

(2)これを排除し、わが国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないとき


(3)必要最小限度の実力を行使

集団的自衛権という文言は有るものの、実質的にはそれを発動する機会は厳格に歯止めを掛けられ、現実の行使はほぼあり得ないと言えます。
しかしこうして、周辺諸国に対して、隙なく睨みを効【き】かせることで、無用な摩擦や衝突、緊張などを抑止する効果があるのです。
戦争のための安保法制ではなくて、真の意味は、戦争を未然に防ぐための今回の安保法制なのです。

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コメント

  1. うるとらまん より:

    暴走する自民党と平和だけを叫ぶ野党の狭間で公明党は頑張ったと思います。公明党なくして安保法案をまとめるのは困難と思います。
    一番大事な国民に理解し納得してもらえる審議と思います。
    私の村の村会議員全員がヘノコ移設反対安保法案反対です。
    先日は村でヘノコ移設反対総会に参加しましたが戦争法案一色の
    総会でした。
    戦争体験者には、安保法案を理解してもらうには至難の業です。
    私には村の人からの公明党への失望したとの声がありました。 
    安保法案に関して疑問点あります。
    安保法案では日米同盟強化と明確に記載されています。
    日米同盟強化とは沖縄米軍自衛隊基地の強化の事ではないでしょうか?
    今日まで米軍演習で山火事、民間地域への誤射などの事故が多発しています。安保法案が可決されれば、更なる米軍自衛隊の訓練が沖縄で行われるのではと心配しています。
    私の家の上空はオスプレイの飛行経路で投稿記事を書いている今、爆音でうるさいです。。
    これ以上の爆音には耐えられません。
    ヘノコ移設に自民党公明党は推進しています。
    200年は耐えられるヘノコ基地になります。
    戦争で10数万の犠牲者、日本独立安全平和を条件に27年間の人権蹂躙の米軍支配、日本の平和のために今日まで基地が存続し、新たな基地建設とは如何なものかと思います。
    安全法案で沖縄米軍基地が強化されテロの標的への危険度は高まるのではないかと危惧します。

  2. Leo2014 より:

    うるとらまんさん、沖縄米軍基地については余り知らないもので、少し調べてみました。

    戦後70年を迎えて沖縄への基地一極集中は、確かに沖縄の方々への負担に頼っている現状です。
    特に戦中に本土決戦を防ぐための楯とされ、沖縄の方々が味わった悲惨と犠牲は、永遠に忘れてはならないし風化させてもならないです。

    私も今、千歳空港の延長上の市に住んでいるので、自衛隊機のジェット音がよく聞こえます。
    昔居た大和市でも、厚木基地飛行場、小田急電鉄のそば10m位、地下には新幹線が通るという3重苦のアパートに住んでいましたので少しは気持ちが分ります。

    確か普天間はヘリの墜落事故や、住民への米軍兵士による犯罪等を解消するために、住宅密集地でなく、新たに埋め立てて造る辺野古滑走路に移設するという事だと理解しています。
    それが普天間は元々米軍基地に依存して出来て来た街との経緯もあり、基地が移転してしまうと、街自体がやっていけなくなるので反対している人も多いと聞きます。

    逆に辺野古の埋め立て等に関わる業者などは、恩恵を受けるだけに移設に賛成とのことですね。
    或いは、長年、基地の街として国からの多額の給付を受けている人々も多くいらっしゃる。
    そういった面からも反対に周る人も多いそうです。
    様々な危険・騒音や利害などが交錯しているのですね。

    安保法制が日米同盟強化し沖縄の基地の強化につながるとの考えは、そういう思考は自然ですが、同盟強化を必ずしも、沖縄だけの基地強化に結び付けて考えるのは、どうかと私は思います。
    日米が密接に連携するという、ソフト面での強化も当然有るからです。
    ただし、基地負担を沖縄の人だけに過大に押し付けてよいとは、私も思いません。
    その上で、安保法制、日米同盟、沖縄の基地、辺野古移設の4つは、相互に関連する部分を拡大して危険視するのではなく、明確に切り離して考えるべきだと思います。

    現にその地で日々を暮らし肌感覚で知る人には、当然及ばないのですが、国内のどの地であれ、基地が来ることを歓迎する土地はない、との自然な感情も考慮しながらの、賢明な運動であってほしいと思います。
    それは沖縄県民の仕事ではなく政府の仕事ではないのか、と言われればその通りですが、実現可能性の高い着実な方法を共に模索しながらの運動でなければ、本当に世論を動かし現状を変えていく力にはならないと思うのです。

  3. うるとらまん より:

    いくつか誤解あります。
    一つは
    普天間は米軍基地に依存してできた町ではありません。
    私の母校は普天間高校です。高校の四階の教室から眺めた風景にあ然としました。
    右は青い芝生で広々とした米軍基地、左は隙間がまったくない民間住宅地域です。

    鉄の暴風で破壊尽くされ、条件の良い土地はほとんどが基地となりました。
    戦後は日本独立平和繁栄のために憲法が適用されない人権蹂躙の米軍統治の沖縄です。県民の生活福祉より米軍基地優先の沖縄でした。道路は有事に滑走路に使用できるよう歩道橋がないところもあります。
    基地のために土地を奪われた人はどこにいきますか?
    基地のために農業ができなくなった人はどう生活しますか?
    鉄の暴風で土地は破壊尽くされ憲法の最低限度の文化的生活が適用されず米軍基地優先の沖縄で基地以外にどう生活しますか?
    米軍に父母が殺され、土地を奪われ、婦女暴行され好き好んで基地に働きたいと思いますか?
    本来なら戦争で犠牲になった沖縄の復興のために尽力すべきではなかったでしょうか?
    2つ目は基地がなければ生活ができないどとの誤解です。
    全く逆です。沖縄は基地があったから日本一の貧乏県なのです。
    那覇新都心、ハンビー飛行場返還跡地は開発され雇用効果数百倍です。固定資産税、雇用効果で経済効果は基地収入の36倍です。
    最近、私の村に基地返還跡地に大型商業施設がオープンしました。固定資産税だけで村の税収は20パーセント近くアップ、雇用は数百倍です。
    普天間基地が返還されれば、沖縄は100パーセント東洋のハワイになります。

  4. うるとらまん より:

    3つ目です。
    基地の恩恵を受けている人のことです。
    政府は日米安保維持のために基地依存体質の沖縄にするために税金を投入しました。
    基地の恩恵を受ける人と、平和を求める人、沖縄県民どうしを対立させました。
    国策のためにお金で沖縄県民の心を踏みにじり、団結させないようにしました。
    それは沖縄県民にとって屈辱でした。
    それに沖縄県民は我慢ができなくなったのです。
    去年の県知事選は10万票の圧倒的大差でヘノコ基地建設反対の知事が当選しました。
    なぜ10万もの差がついたのでしょうか?
    それは基地の恩恵を受けてきた建設業界などの保守支持団体が共産党と手を組んで立ち上がったからです。
    基地の恩恵を受けてきた団体が露骨な札束攻撃に嫌気がさしたのです。それでも政府は金をばらまき続けています。
    そんなお金があるなら東北復興のために使ってほしいです。

  5. うるとらまん より:

    四つ目です。

    安保法制、日米同盟、沖縄の基地、辺野古移設の4つは、相互に関連する部分を拡大して危険視するのではなく、明確に切り離して考えるべきだと思います。

    どうやって切り離して考える事ができるのでしょうか?

    安保法制には日米同盟強化とあり日米の合同演習をより円滑にし有事に備える事ではないですか?日本はアメリカに基地を提供します。ヘノコに基地を作ります。ですから日本を守って下さいとの事ではないでしょうか?
    切り離すためには安保は日本全体で負担すべきです。

  6. うるとらまん より:

    5目です。
    内のどの地であれ、基地が来ることを歓迎する土地はない、との自然な感情も考慮しながらの、賢明な運動であってほしいと思います。
    それは沖縄県民の仕事ではなく政府の仕事ではないのか、と言われればその通りですが、実現可能性の高い着実な方法を共に模索しながらの運動でなければ、本当に世論を動かし現状を変えていく力にはならないと思う。

    とあります。公明党金城県議の新聞のインタビューを紹介します。

    2013年12月15日沖縄タイムス 公明党金城勉県議のインタビュー記事からの抜粋です。

    ―海兵隊はもともと本土に駐留していたものが、1950年代に沖縄に移駐してきた。米施政権下の沖縄は、押し付けるのに都合がよい場所だったのでは。

    「海兵隊が日本に来たのは1953年。朝鮮戦争がくすぶり続けている時期に、朝鮮半島に進出している陸軍のバックアップの役割で来て、当初はキャンプ富士とかキャンプ岐阜とかにベースを置いていたが、結局反対運動でどこかに移動しないといけなくなった。そういう背景で米施政権下にあった沖縄に56年に移ってきている。それを受け入れるために、住民を追い出して銃剣とブルドーザーで土地を奪って基地を建設した。そういう歴史がある。決してその時に、抑止力とか地理的優位性とかそういう理由で沖縄に移したわけではない。

    ――立場が弱い住民のところに、負担を押し付けてきた構図だ。

    「その通りだ。沖縄は米軍がやりたいようにできる施政権下にあったわけだから、たとえそこが民間の住宅地であっても畑であっても、強制的に押し付けてきた歴史がある。そういう意味では本当に理不尽な形で沖縄に移ってきたと言える」

    ――本土では反対運動が起きれば配慮して移す。沖縄では県民の声が顧みられない。

    自分達は基地は嫌だ。沖縄は憲法がない。米軍統治で拳銃とブルトーザーで基地を作ることができると基地が持ち込まれ70年間耐え、さらにヘノコに基地建設とは、如何なものでしょうか?
    どこの県が沖縄と同じような仕打ちを受けても基地を引き受けるところがありますか?沖縄に基地を作ることが実現可能な方法でしょうか?
    もし、ヘノコに基地ができれば海は破壊されヤンバルの山は軍機が飛び交います。観光客が汚れた海、軍機が飛びかう空と山を見て喜びますか?
    テロの脅威も高まります。
    実際9.11では沖縄は厳戒態勢となり観光産業に大打撃を与えました。
    沖縄に基地建設は進められていますが、暴動勃発寸前です。

    本当に安保が必要なら日本全体で負担を少しずつ分け合うのが平等であり実現可能と思います。沖縄にはこれ以上基地は作らせません。

  7. Leo2014 より:

    うるとらまんさん、長文の返信ご苦労様です。

    今回は特例としてコメント承認しましたが、4連続投稿というのは驚きました。
    今後は、簡潔に短くまとめて下さいますか。
    せめて2連続まででお願いします。

    さて今回の私のブログ記事は、安保法制と集団的自衛権に対するあくまで私見とお断りしています。
    加えて、記事本文で私は、沖縄の基地については一言も触れていません。
    であるのになぜこの私が沖縄の基地問題の議論をしなければならないのかが、全く理解できません。

    沖縄に基地が集中し過ぎていることには、私もこれでよいとは思いませんが、普天間の住民の安全のためにも辺野古移設は、私は賛成です。
    環境への影響などは、何事も100%理想的な代案は無いものです。

    沖縄の悲惨な歴史を心に留めたいですし、基地の負担解消への運動で、沖縄の人たちが声を上げ大きいうねりを見せていることは陰ながら応援したい気持ちもあります。
    しかしこの移設問題で迷走を繰り返した挙句、1つの政権(鳩山政権)が倒れた経緯もありましたね。
    せっかくの沖縄県民の運動のうねりが、特定の党派の党利党略に利用されないかと、私は危惧します。

    以下はあくまで冷静に聞いて欲しいのですが、
    共〇党の支持を受けた知事が沖縄に出たとのことですが、前回の地方選では、「沖縄の二の舞だけは許すな」との合言葉で私の地元では戦いました。
    全国的にも同じ言葉で戦ったはずです。
    辺野古移設にしても、他の多くの事案にしても、せっかく決まりかかった行政の仕事が、軒並みストップさせられ、その地の政治が大きく停滞してしまうからです。

    元々、学会員であっても様々な考えがあって当然ですし、そのご当地特有の事情もあります。
    また、私は沖縄は一度も訪れたことがなく、基地問題についても多くの時間を割いて勉強した訳でもありません。
    ですから、今回のうるとらまんさんのコメントから、いろいろと学ぶことができたことは感謝致します。

  8. うるとらまん より:

    丁寧なコメントありがとうございます。
    共〇党の支持を受けた知事が沖縄に出たとのことですが、前回の地方選では、「沖縄の二の舞だけは許すな」との合言葉で私の地元では戦いました。

    には驚きました。
    ほとんどの学会員、特に婦人部は共○党候補に投票しました。
    平和だけは妥協できませんでした。

    ヘノコ移設ー停滞とのこと。
    温度差の激しさを感じました。
    率直な意見ありがとうございました。

  9. Leo2014 より:

    こちらこそ返信有難うございます。。

    >ほとんどの学会員、特に婦人部は共○党候補に投票しました。

    ご自分の目と耳で確認したことを仰っていますか、それとも単なる推測ですか。
    または出口調査などの結果なのでしょうか。

    共〇党についてですがロクな党ではないですよ。
    共産党一党独裁体制の実現のためには、「暴力による革命」をも肯定している党です。
    票を集めるためにはそれでは賛同が得られないので、近年では、「柔軟微笑」路線に進路変更している。
    危険な組織として、公安にもマークされている唯一の政党です。

    危険な党の基本原理をひた隠しにして、表向きは平和と9条擁護などを唱えており、極めて欺瞞的【ぎまんてき】です。
    最近では、公明党の政策や主張をそっくり取り入れて、”自説”として押し出すという姑息【こそく】な手法も目立ちます。

    他党の実績に対して、共〇党は議会で1度質問しただけなのに、自分達の実績としてしまうという、「実績横取り」でも有名なハイエナ政党です。
    いつも代案は全く示さずに、「何でも反対の党」として押しも押されもせぬ第一党です。

    共〇党だけは辞めておいたほうがいいですよ。

  10. うるとらまん より:

    この20数年の県知事選は公明党票で勝敗が決定しています。
    公明党が支持した候補は負けた事がありません。
    しかし、共産党が支持したオナガに有利となる自主投票をなぜ、学会はしたのか、考えて頂きたいと思います。
    自主投票を決定したことにより、革新陣営は勝利を確信しました。
    過去の選挙において公明党は共産党候補を支持し勝利に導きました。

    立候補者一覧(届け出順)
    候補者 年齢 党派 新旧 役職 推薦・支持党派
    大田昌秀 65 諸派(革新共闘会議) 新人 琉球大学名誉教授
    (推薦)社会党・共産党・社大党
    (支持)公明党
    西銘順治 69 無所属 現職(3期) 沖縄県知事(3期)
    (推薦)自民党・民社党
    出典:“沖縄県知事選保革の対決に 2氏が届け出”. 朝日新聞. (1990年10月29日)

    過去に、平和を重んじる創価学会、公明党は共産党推薦の大田を支持し死に物狂いの応援で勝利しました。
    平和については、保革関係ありません。

  11. Leo2014 より:

    そうですか。
    公明が自主投票としたことで翁長氏が当選確定したとのことですが、自主投票イコール、翁長氏への積極的支持・推薦ではありませんね。
    或いは、自主投票イコール、共産との協調・協力では決してない訳です。

    また90年の沖縄知事選で公明の支持と共産の推薦がかぶったそうですが、これも数十年という長いスパンで考えれば、そういうことがあったとしてもある意味で自然なことです。
    公明の支持決定の後で、時間遅れで共産がたまたま推薦しただけなのかもしれませんし。
    両党の理念・方針には大きな隔たりがあり、相容れない政党としてお互いに激しく争い合ってきた歴史があります。

    近年では、生活弱者の人々へ支援すると称して、それと引き換えに、投票せざるを得ないよう仕向けたり、病院経営により患者や関係者に投票を促したり、と巧妙に困窮者や病者を囲い込んでいるようです。
    選挙戦になると、看護師等の病院スタッフが選挙の方にも負担を強いられ、医療ミスなどの不祥事が起こりやすくなる、というのは有名な話です。

    学会員であっても、どこをどう捉えるかは自由ですし強制はもちろんできませんが、特に共〇党は破折し切っていくことがw重要ですよ。

    誤解しないでほしいので言うのですが、沖縄の基地軽減と沖縄の平和の運動へは、陰ながら理解と応援する気持ちは私は持っています。
    うるとらまんさんとの一連の対話で、理解を深めさせて頂けましたので、有難く思っています。

  12. うるとらまん より:

    返答ありがとうございます。

    誤解あるようですのでコメントします。

    90年の沖縄知事選で公明の支持と共産の推薦がかぶったそうですが、これも数十年という長いスパンで考えれば、そういうことがあったとしてもある意味で自然なことです。
    公明の支持決定の後で、時間遅れで共産がたまたま推薦しただけなのかもしれませんし。

    公明党支持と共産党推薦とは時間のズレはありません。
    絶大な権力あった西銘は公明党が大田を支持したことにより敗れました。その時の自民党の公明党への恨みは相当なものでした。大田二期目も公明党は大田を支持し当選しました。
    3期目は自主投票となり稲嶺が勝ちました。

    今回は自主投票でしたので大田のように積極的支持したわけではございません。学会員では、なぜオナガを支持しなかったのか不満の声、逆にナカイマ支持しなかった事への不満あり、一本化ができませんでした。

    辺野古移設にしても、他の多くの事案にしても、せっかく決まりかかった行政の仕事が、軒並みストップさせられ、その地の政治が大きく停滞してしまうからです。
    とありましたが、それは国が勝手に決めたことです。沖縄は名護市での住民投票、名護市長選挙、国政選挙、県知事選挙全て、反対派が勝利しています。沖縄なら地元住民が選挙に勝っても基地建設を進める、内地で反対運動起きれば機関銃とブルトーザで沖縄に基地移転とは民主主義の国とは言えないと思います。

  13. とら より:

    はじめまして。福岡県の田舎に住む壮年部です。
    Leo2014さんの集団的自衛権への私見は私の意見とほぼ同じで
    また共産党に対する所見もまったくもってその通りだと思います。
    政権与党として公明は結果的に良くやった。頑張った。
    政治には教義はありません。いろんな立場角度から見て考え、
    意見をすり合わせて出した結果であろうと思いますし、学会員の反発も当然予想したでしょう。
    私は政権の片翼を担う政治的な立場から支持します。
    もはや中国は周恩来の頃の中国ではないのですから。
    ただしソフトパワーとして中国との結びつきも更に強く太くするべきですね。

  14. Leo2014 より:

    うるとらまんさん、時間が空きました。

    沖縄と本土との関係は、琉球王国時代より前にも遡【さかのぼ】る長い歴史があります。
    戦後に限っても、基地問題等、困難な課題が横たわっています。

    相手が国であろうと政府であろうと、勇気をもって主張すべきは主張し抜くことが大事なのですね。
    理不尽な我慢を強要される理由など誰にも無いからです。

    その前提の上で、全国には47の都道府県があります。
    沖縄には沖縄の良い所と、全国に発信したい沖縄の主張があるように、北海道には北海道の良さと「ここはこうしてほしい。こうしたい」との主張があります。
    東北には東北の、東京には東京の、関西には関西の、中部には中部の、中国・四国には中国・四国の、九州には九州の、離島には離島の・・・、とそれぞれの土地土地に、特有の喜怒哀楽や心の叫びといったものがあると思います。

    何を言いたいかというと、沖縄のことだけを声高に主張するのみでなく、他の県の住人の主張や息遣いにも関心を持ち、沖縄の味方にしていく心が無いと、結局、大きく世論を動かしていくことはできないと思います。

    さらに、一時的な運動に終わらせないためにも、また被害者意識の主張のみであったり、政府を相手に戦う高揚感に酔いしれるだけの運動に堕すことがないよう、賢明に運動をリードしていってほしいと思います。

    何より、ご自身の生活を最優先した「信心即生活」による、運動の歩みを進められるよう、陰ながらお祈りします。
    有意義な語らいを有難うございました。

  15. Leo2014 より:

    とらさん、はじめまして、宜しくお願いします。
    集団的自衛権への歯止め、共〇党への所見、公明党の仕事に対する支持など、ご見解がほぼ同意とのこと、心強く思います。

    >ただしソフトパワーとして中国との結びつきも更に強く太くするべきですね。

    正に仰る通りです。
    安全保障や軍事的側面といったハードパワー面においても、国民の生命・財産等を守るため、国際平和の維持のためには、打つべき手は打たねばならず避けて通れません。
    が、それらよりも最も大事なのは、草の根の民間交流であり、人間の安全保障です。

    中国・韓国やアジア諸国とは、先生が築いてくださった太い信頼の絆があります。
    その橋を民衆が往来し、希望の虹を架けゆく時代を、確実に到来させねばならぬ使命が我々にはあります。
    どこまでも、勉強・勉強、行動・行動なのですね。

  16. Leo2014 より:

    うるとらまんさん、また2通コメントを頂いたようですが、承認はしないことにします。
    沖縄の話題は、本記事に直接には関係が無く、それにも関わらずここまで特例的に承認してきました。

    せっかくご自身のブログをお持ちなのですから、これ以降はそちらで、沖縄の件での論陣を(より徹底して)張られてはいかがでしょうか。
    それ以外の話題に関しては、今後ともご自由に書き込みを宜しくお願いします。
    ご理解・ご協力のほど宜しくお願いします。