向学心やみ難し

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ヤフー・オークションやアマゾンというサイトでは、放送大学等の大学課程のテキストが廉価【れんか】で手に入ります。1冊2,000~3,000円以上するテキストが、安い時には中古で500円位で買える場合もあります。この十年以上で買い溜めたものが放送大学に限っただけでも、30冊を超えました。

放送大学テキスト-01

放送大学テキスト-02

上の2枚の写真で背表紙(題名)を紹介しました。写っている本だけで35冊になります。この中で読了したものは半数にも達しておりません。言い訳ではありませんが、教科書ほど読みにくいものはありませんね。買った当初は入手できた高揚感さえあるのですが、読み進んでいくためのモチベーションを持続するのがなかなか難しいです。

ちなみに放送大学は私は一度も在籍したことはありません。若い人だけでなく、広く社会人に門戸を開いた大学であること、テキストが広く出回っていて入手しやすいことから、多くを保有するようになりました。さらに特筆すべきは、放送大学テキストは大学院のテキストも入手可能なことです。写真の中では、青色の背表紙の4冊が大学院のテキストです。

高専で電気工学を卒業し、創大で教育学部を卒業しましたので、今まで2つの学校で使ったテキストは150冊を超えるのではないかと思います。しかし高専でも創大でも、教科書を全ページ読了したということは一切ありませんでしたので、読了したものが何冊もあるというのは、自分の中ではある意味で凄いことだと思っています。

人にものを教えることが、自分の場合、生業の半分以上を占めていますので、自分自身が学び続けることが、半ば宿命であり使命だと思っています。つくづく思うのは、どんな分野もその一つの分野は、究めていこうと思えば奥が深いものです。そこで1つの分野を概観し体系的に把握するためには、大学のテキストを読むことは、良い入門になると思うのです。

余談の余談ですが、最近、日本大学の通信課程の博士前期課程の案内を取り寄せてみましたが、学費が入学金を合わせて年間約100万円というのは自分にとって高過ぎです。何回か各所の通信制大学院の案内を取り寄せて、「学費高いな~」とため息をつくことを数年おきに繰り返しています。

「祈りとして叶わざるなし」の御本尊があるのですから、どんな願いも自由自在なのですから、祈って行動していけば叶わないことはないです。本当に進学したいのかは、今のところそんなに強い思いではないようです。

世の中は高度情報化が進むとともに、あらゆる分野で複雑化し、学校教育等で過去に学んだことが、短い年数で陳腐化してしまうそうです。苦労して身に着けた学問の基本能力や向学心は、一生ものだと思いますので、そうした土台の上に常にブラッシュアップしていくことは「生涯教育」の上でも大切なことです。

 

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コメント

  1. ちよ より:

    こんにちは
    放送大学は 故有島重武さんの 実績だったと思います
    教科書 私も苦手!(笑)

  2. Leo2014 より:

    ちよさん、有島重武さんの実績で放送大学できたのですね。
    ご教示有難うございました。
    また今日も1冊『市民生活と裁判』というのを買ってしまいました。