これは自分も例外ではないが、いままさに「冬の信心」の真っ只中にある人、苦闘の人生を送っている人が、多くおられるのではないだろうか。
とにかく負けてはいけない。
そのためにも、自分がいい思いをしたいとか、人に良く思われたいといったちっぽけなことではいけない。
或いは、利他の行動、不軽の実践と言っても、それは安易に、自己犠牲を強いて、他人に利用されるだけの「お人好し」になることでは決してない。
それでは大事な人も同志も自分さえも、守ることはできないからだ。
本当の、菩薩・仏の利他の行動には、悪との戦いが切っても切り離せない。
人を真に敬うからこそ、悪には中でも極悪に対して、妥協しないのである。
自他の胸中の一凶を責め切れない人は、真実の利他の実践を為すことはできない。
さらに師弟からこのことを考えてみる。
師匠を自分の勝利の姿で宣揚するため、先生・学会の大恩に報いるために、勝利の実証を断じて示し切っていく、との強盛な一念ほど大事なものはない。
ある意味、それこそ壁を破る急所である。
「師弟不二」に生き切る時にこそ、境涯を大きく開き、無限の力が湧き出ずると何度も何度も聞いてきたではないか。
あとは単なる言葉や観念として聞くのではなく、自分らしく全身全霊でそのことを実践し実証するのみである。
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