極善の妙法で生命を染め抜け

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「御書の 旭光を」 聖教新聞(2021.11.24付)

 

「御書の旭光を」(R3.11.24付聖教新聞)

 

 

先生のスピーチから(1990.4.12)

鎌倉の門下のなかには、大聖人が、どんなにか幕府から重んじられ、世間の人々から尊敬されることかと思い描く人もいたであろう。しかし、大聖人の歩まれた道は、正法弘通ゆえの大難の連続であられた。門下も、大聖人の仏法を信受しているというだけで、周囲の人々の嘲笑の的となり、迫害された。このようななかで、大聖人は厳然と宣言される。「愚人にほめられたるは第一のはぢなり」と。

 

(中略)
純一な信心で間断なく前進
大聖人は駿河(現在の静岡県)の門下である西山殿に与えられたお手紙に、こう仰せである。
「夫(そ)れ雪至つて白ければ染むるにそめられず・漆(うるし)至つて黒ければ白くなる事なし、此れよりうつりやすきは人の心なり、善悪にそめられ候」と。

 

――雪はきわめて白いものであるから、染めようにも染めることができない。漆はきわめて黒いものであるから白くなることはない。雪や漆と違って移り変わりやすいものは人間の心である。善にも悪にも染められるのである――。

 

 

人の心は縁にふれてさまざまに変わっていく。
「真言・禅・念仏宗等の邪悪の者にそめられぬれば必ず地獄にをつ」――真言宗・禅宗・念仏宗等の邪悪の者に染められてしまうならば、必ず地獄に堕ちる――と仰せのように、悪法に染まってしまうと必ず不幸の人生となる。ゆえに、悪知識に紛動され、心を奪われてはならない。

 

これに対して「法華経にそめられ奉れば必ず仏になる」――法華経(御本尊)に染められるならば、必ず仏になることができる――と。そして、「いかにも御信心をば雪漆のごとくに御もち有るべく候」――ご信心を純白な雪のように、また、まじり気のない黒漆のように純一堅固に持つべきである――と結論づけられている。

 

(中略)
信心の世界は心の世界であり、幸・不幸を決定する根本にかかわるものである。ゆえに心に空白やスキをつくってはならない。そのために、絶えざる精進を忘れてはならない。「御義口伝」には「所謂南無妙法蓮華経は精進行なり」と述べられている。

 

また日寛上人は「依義判文抄」(富要三巻)で「勇猛精進」とは題目である、とされ、まじり気のないことが「精」、絶え間のないことが「進」である、と示されている。すなわち、自行化他にわたる題目を根本に、純一に、間断なく前へ進め、との言である。心に空白があれば、いつしか魔が入り込み、悪に染められてしまう。しかし、「勇猛精進」の人には、魔も入り込むスキがないし、悪縁に紛動されることもない。

 

永遠の幸福、永遠の自由のために
また大聖人は、妙法を持った人が必ず幸福になっていく法理を、婦人門下の妙法尼御前への御返事の中で、次のように明かされている。
「悪人も女人も畜生も地獄の衆生も十界ともに即身成仏と説かれて候」――法華経提婆達多品では提婆達多と竜女の成仏が示されている。そこでは悪人も女人も、畜生界・地獄界の衆生も含めて、十界のすべての衆生が法華経によって即身成仏できることが説かれているのである――と。

 

さらに、続けてこのことを「水の底なる石に火のあるが如く百千万年くら(闇)き所にも燈を入れぬればあか(明)くなる」――水底に沈んでいる石でも、こすり合わせれば、火を発する。また百千万年の間、闇に閉ざされていた所でも、灯を中に入れれば明るくなるようなものである――と譬えられている。そして「世間のあだなるものすら尚加様に不思議あり、何に況いわんや仏法の妙なる御法の御力をや」――世間のかりそめのことでさえ、なお、このような不思議があるのだから、ましてや妙法の力においては、なおさらである――と。

 

すなわち、大聖人の顕された三大秘法の御本尊へひたぶるな信を起こし、唱題・弘教に励むならば、御本尊の仏力・法力が現れて、どんな宿命をも転換でき、いかなる人も成仏することができると断言なされている。
(創立六十周年祝賀の婦人部記念代表幹部会1990.4.12 池田大作全集第74巻)

 

ひと言感想

 

対話した時に、「マインドコントロールされたくない」という言葉が返ってくることがある。本来この言葉は、本人が納得しないのに、強制的に考えを変えようと働きかけられることを、嫌って発せられると考えられる。

 

しかし敢(あ)えて言うなら、この御文で学んだように、自分の生命を何によって染め上げていくかが大事である。悪縁や魔を退け、法華経(御本尊)で生命を染め抜いていってこそ、いかなる苦悩にも負けない、最も力強く慈愛あふれる、仏の生命が開かれるのである。

 

自発能動の意志をもって、御書と学会指導を、自らの心(マインド)と行動の規範としていく(コントロールする)ことが、不幸の流転を止め、一切を絶対的幸福へと転換する根源的な力なのである。これよりは明年「青年・飛躍の年」の開幕に向け、広布誓願の新たな戦いを開始してまいります。

 

 

 

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