Menu List of
          さぶろく


ホーム

育自日誌

読書感想(書庫)

作者自己紹介

将棋の部屋

ベートーヴェンの部屋

ビクトリー・ロード

掲示板

更新メモ


★当サイトへのリンクは、基本的にフリーですが、その旨ご連絡頂ければ幸いです。
リンク用バナー

Copyright (C)
 Since 1998  Saburoku




SGI会長の対談集

―  世界の識者と語り綴った、72冊の対談集 ―



平成27年5月3日更新


番号 書名 対談者
対談者略歴
英語表記
1 文明・西と東 クーデンホーフ=カレルギー伯
ヨーロッパ統合の父/(1894-1972) ウィーン大学卒。父は、オーストリア・ハンガリー駐日代理公使ハインリヒ・クーデンホーフ=カレルギー伯爵。母は、日本人の青山光子。伯はパン・ヨーロッパ思想を世に発表。現在のEU(欧州連合)を生み育てた、”EUの父”とも言われる。(1972年発行)
Coudenhove-Kalergi-Ikeda Dialogue/ Civilization: East and West (Japanese)
2 二十一世紀への対話 アーノルド・J・トインビー博士
20世紀最大の歴史家/(1889-1975)ロンドン生まれ。オックスフォード大学を卒業。ロンドン大学教授、王立国際問題研究所・研究部長などを歴任。外務省の一員として、2度にわたる世界大戦のパリ講和会議にも出席。主著に『歴史の研究』『試練に立つ文明』など。(1975年発行)
A Revolution in the Realm of the Human Spirit/Toynbee-Ikeda Dialogue/Choose Life
3 人間革命と人間の条件 アンドレ・マルロー氏
フランスの行動する作家/(1901-76) ヨーロッパを代表する小説家。第2次世界大戦の時は対独抵抗運動を指導。中国、スペインなどでも革命運動を助けた。戦後はフランスの情報相、文化相を歴任。(1976年発行)
Malraux-Ikeda Dialogue/ The Human Revolution vs. the Human Condition (Japanese)
4 闇は暁を求めて ルネ・ユイグ氏
世界的な美術史家/(1906-97) 世界的なフランスの美術史家。ルーブル美術館絵画部長、コレージュ・ド・フランスの教授などを歴任した碩学【せきがく】。第2次大戦中、ルーブル美術館の至宝がナチス・ドイツによる略奪の危機にさらされた時、氏らは主な所蔵品約4000点をひそかに運び出して古城に隠し、守り抜いた。(1981年発行)
Huyghe-Ikeda Dialogue/Dawn after Dark
5 二十一世紀への警鐘 アウレリオ・ペッチェイ博士
ローマクラブの創立者/(1908-84) イタリアのトリノに生まれる。トリノ大学卒業。経済学博士。第2次大戦中はレジスタンスの闘士として活躍。戦後、フィアット社を再建。その後、オリベッティ社の社長に。各国の識者に”人類の危機”を訴え、1970年、「ローマクラブ」を創立。ヨーロッパの行動する知性として未来への建設的な提言を続けた。(1984年発行)
Peccei-Ikeda Dialogue/Before It Is Too Late
6 社会と宗教 ブライアン・ウィルソン博士
オックスフォード大学教授/(1926-2004) イギリスに生まれる。オックスフォード大学社会学名誉教授。国際宗教社会学会会長を務めた。著書は『現代宗教の変容』など多数。(1985年発行)
Wilson-Ikeda Dialogue/ Human Values in a Changing World
7 第三の虹の橋 アナトーリ・A・ログノフ博士
モスクワ大学前総長/1926年、ロシア連邦共和国クイヴィシェフ州生まれ。モスクワ大学卒業。理論物理学博士。モスクワ大学総長(1977~92年)。ソ連科学アカデミー副総裁。ソ連共産党中央委員、最高会議代議員を歴任。(1987年発行)
Logunov-Ikeda Dialogue/ The Third Rainbow Bridge
8 「平和」と「人生」と「哲学」を語る ヘンリー・A・キッシンジャー博士
世界を駆けた平和外交家、アメリカの元国務長官/1923年、ドイツ南部生まれ。ナチスによるユダヤ人迫害を逃れ15歳で家族と渡米。ハーバード大学大学院を修了し、後に教授。1969年にホワイトハウス入りしてからは、国家安全保障問題担当の補佐官や国務長官を歴任。ニクソン、フォード大統領時代に国務長官として活躍。その後もジョージタウン大学戦略国際問題研究所教授等をつとめる。1973年ノーベル平和賞受賞。(1987年発行)
Kissinger-Ikeda Dialogue/Philosophy of Human Peace(Japanese)
9 内なる世界――インドと日本 カラン・シン博士
世界ヒンディー語財団会長/1931年生まれ。カシミール大学を卒業、デリー大学で博士号を受ける。1949年から18年間、ジャンム・カシミール州の首長を務め、67年、インド史上最年少の閣僚として入閣。ジャンム・カシミール大学とベナレス・ヒンドゥー大学の総長、ICCR(インド文化関係評議会)会長。(1988年発行)
Karan Singh-Ikeda Dialogue/ Humanity at the Crossroads
10 二十一世紀への人間と哲学 ヨーゼフ・デルボラフ博士
ボン大学名誉教授/(1912-87) オーストリア・ウィーン生まれ。ウィーン大学で教育学、哲学等を修め、1955年、ボン大学の哲学および教育学の教授となる。教育学、倫理学の中心的存在として幅広く活躍。(1989年発行)
Derbolav-Ikeda Dialogue/ Search for a New Humanity





番号 書名 対談者
対談者略歴
英語表記
11 「生命の世紀」への探求 ライナス・ポーリング博士
ノーベル化学・平和賞受賞の科学者/(1901-94) カリフォルニア工科大学、カリフォルニア大学サンジエゴ校、スタンフォード大学各教授、アメリカ化学会会長などを歴任。独自の化学統合論を築き上げ”現代化学の父”と呼ばれる。(1990年発行)
Pauling-Ikeda Dialogue/ A Lifelong Quest for Peace
12 敦煌の光彩――美と人生を語る 常書鴻氏
敦煌研究院名誉院長/(1904-94) 中国・杭州【こうしゅう】に生まれる。23歳の時、絵画の勉強のためフランスへ留学。この時、敦煌【とんこう】を紹介する図録に出あい、心を動かされる。1943年、敦煌へ。以来、半世紀にわたり敦煌芸術の保護・研究、紹介に携わる。中国文学芸術界連合会全国委員などを歴任。(1990年発行)
Chang-Ikeda Dialogue/The Radiance of Dunhuang: On Beauty and Life
13 世界市民の対話 ノーマン・カズンズ博士
アメリカの良心、カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授/(1915-90) コロンビア大学卒業。35年間、総合評論誌「サタデー・レヴュー」の編集長。東西冷戦時には、ケネディ大統領の特使。広島の被爆女性への渡米治療等の活動を推進。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)医学部教授。文学博士、教育学博士、人文学博士。(1991年発行)
Cousins-Ikeda Dialogue/ Dialogue of World Citizens (Japanese)
14 大いなる魂の詩 チンギス・アイトマートフ氏
現代ロシアを代表するキルギスの作家/1928年生まれ。キルギスタンの作家。9歳の時、スターリンの粛清【しゅくせい】で父を銃殺された。キルギス農業大学を卒業。在学中に文学活動を始め、畜産技師を経て文筆活動に入り、レーニン賞、ソ連国家功労賞を受賞。90年、大統領会議員に選ばれ、ゴルバチョフ大統領側近として改革に献身。(1991年発行)
Aitmatov-Ikeda Dialogue/ Ode to the Grand Spirit
15 「宇宙」と「人間」のロマンを語る チャンドラ・ウィックラマシンゲ博士
イギリスの天文学者/1939年、スリランカ生まれ。世界的に著名な天文学者。英国ウェールズ大学教授。ケンブリッジ大学数学部卒業。文学修士、哲学博士、理学博士。国連開発計画顧問、ウェールズ大学カーディフ・カレッジの学科長を務めた後、同大学の数学部の応用数学・天文学教授として活躍。(1992年発行)
Wickramasinghe-Ikeda Dialogue/ Space and Eternal Life
16 科学と宗教 アナトーリ・A・ログノフ博士
モスクワ大学前総長/ →7番を参照。 (1994年発行)
Logunov-Ikeda Dialogue/ Science and Religion
17 二十一世紀の人権を語る アウストレジェジロ・デ・アタイデ博士
南米が誇る人権の闘士、ブラジル文学アカデミー総裁/(1898-1993) リオデジャネイロ連邦大学卒業後、新聞記者に。正義の言論で権力と戦い、逮捕、投獄、国外追放後、凱旋帰国。第3回国連総会にブラジル代表として参加し、「世界人権宣言」の作成に重要な役割を果たす。1959年ブラジル文学アカデミー総裁に就任。逝去まで続ける。(1995年発行)
Athayde-Ikeda Dialogue/Dialogue on Human Rights in the Twenty-first Century
18 平和への選択 ヨハン・ガルトゥング博士
平和学の権威/1930年、ノルウェー・オスロに生まれる。13歳の時、父がナチスによって強制収容所へ連行された。オスロ大学で数学博士号、社会学博士号を取得。オスロ大学教授、プリンストン大学・ハワイ大学客員教授などを歴任。(1995年発行)
Galtung-Ikeda Dialogue/ Choose Peace
19 二十世紀の精神の教訓 ミハイル・S・ゴルバチョフ氏
元ソ連大統領/1931年生まれ。モスクワ大学卒。ソ連共産党書記長、最高会議議長としてペレストロイカ(再建・改革)、グラスノスチ(情報公開)で、国内の民主化と自由化の大改革を断行。軍縮を推し進め、米ソの首脳会談では冷戦の終結を導く。90年にソ連初代大統領就任。ノーベル平和賞受賞。91年ソ連邦の解体で辞任。ゴルバチョフ財団総裁。グリーンクロス・インターナショナル初代会長として世界各地で活躍。(1996年発行)
Gorbachev-Ikeda Dialogue/Moral Lessons of the Twentieth Century
20 太平洋の旭日 パトリシオ・エイルウィン氏
チリ共和国元大統領/1918年、チリ生まれ。国立チリ大学、私立チリ・カトリック大学教授、国連総会議長、上院議長などを歴任。キリスト教民主党の創設者の一人。73年の軍事クーデター以降の独裁政権に民主的に抵抗。90年に大統領に就任し民政【みんせい】移行を実現。退任後も貧困の撲滅、環太平洋問題などに献身する。(1997年発行)
Aylwin-Ikeda Dialogue/ Dawn of the Pacific



核の力よりも人間の精神の力の方が偉大―――現代
化学の父・ポーリング博士と平和の心が響き合った
(1987年2月 アメリカ)

番号 書名 対談者
対談者略歴
英語表記
21 旭日の世紀を求めて 金庸氏
現代中国文学の最高峰/1924年生まれ。「中国のあるところ、金庸【きんよう】の小説がないところはない」と称えられる大文豪。香港を代表する日刊紙『明報【めいほう】』を創刊し、以来世論をリードする「言論の闘将」。(1998年発行)
Jin Yong-Ikeda Dialogue/ Quest for a Bright New Century
22 子どもの世界 アルベルト・A・リハーノフ氏
国際児童基金協会総裁/1935年、ロシア共和国のキーロフ市生まれ。ウラル大学を卒業後、編集の仕事を経て61年に『太陽があるように』で作家デビュー。雑誌『スナーメ』編集長などを歴任し、87年にソ連児童基金総裁に就任。91年のソ連邦解体とともにロシア児童基金として事業を引き継ぎ、現在、国際児童基金協会総裁。(1998年発行)
Likhanov-Ikeda Dialogue/ The Path to the Land of Children
23 美しき獅子の魂 アクシニア・ジュロヴァ博士
欧州を代表する女性リーダー/1982年ブルガリア科学アカデミーより博士号を取得。ソフィア大学教授。ソフィア大学付属スラブ・ビザンティン研究のイヴァン・ドゥイチェフ研究センター所長。ユネスコのスラブ文化研究国際協会副会長。1988~89年にはソフィア大学副学長を歴任。アメリカのエール大学客員教授。(1999年発行)
Djourova-Ikeda Dialogue/ The Beauty of a Lion's Heart
24 健康と人生――生老病死を語る ルネ・シマー博士、ギー・ブルジョ博士
モントリオール大学の知性/ルネ・シマー・・・・1935年、カナダ生まれ。モントリオール大学で医学博士を取得。モントリオール大学長(93~98年)。カナダ医学研究評議会議長、ガン研究国際センターの科学評議会議長などを歴任。/ギー・ブルジョ・・・・1933年、カナダ生まれ。イタリア・グレゴリアナ大学で神学博士、倫理学博士を取得。モントリオール大学生涯教育学部長、カナダ・ユネスコ協会会長などを歴任。(2000年発行)
Simard-Bourgeault-Ikeda Dialogue/ On Being: Where Ethics, Medicine and Spirituality Converge
25 二十一世紀への選択 マジッド・テヘラニアン博士
戸田記念国際平和研究所所長/1937年、イラン・マシュハド生まれ。ハーバード大学で修士号、博士号を取得。ハワイ大学教授、スパーク・マツナガ平和研究所所長などを歴任。1996年の戸田記念国際平和研究所の創設時から所長に。(2000年発行)
Tehranian-Ikeda Dialogue/ Global Civilization: A Buddhist-Islamic Dialogue
26 カリブの太陽 正義の詩 シンティオ・ヴィティエール博士
ホセ・マルティ研究の第一人者/1921年、アメリカ生まれ。1935年にキューバの首都ハバナに移住。ハバナ大学で公民法博士号を取得。ラスヴィージャス中央大学スペイン学部長などとして教鞭【きょうべん】をとった。キューバの精神的支柱ホセ・マルティ研究の第一人者。ホセ・マルティ研究所所長。(2001年発行)
Vitier-Ikeda Dialogue/ Dialogue on Jose Marti, an Apostle of Cuba
27 希望の選択 ディビッド・クリーガー博士
核時代平和財団所長/1942年生まれ。ハワイ大学卒業。大学院在学中に兵役を拒否。ハワイ大学、サンフランシスコ州立大学助教授などを務める。核時代平和財団が提唱する核廃絶運動「アボリション2000」には創価学会の青年部も日本国内で全面的に協賛して推進した。(2001年発行)
Krieger-Ikeda Dialogue/ Choose Hope
28 新しき人類を 新しき世界を ヴィクトル・A・サドーヴニチィ博士
モスクワ大学総長/1939年生まれ。モスクワ大学機械・数学部大学院修了。機械・数学の機能理論・機能分析学の分野における世界的研究家。ソ連邦崩壊後、総長としてモスクワ大学の教育水準の維持、財政の立て直しに尽力する。ヨーロッパ大学総長・副総長・学長会議議長。ユーラシア大学協議会会長。ロシア大学総長会議議長。ロシア科学アカデミー正会員。(2002年発行)
Sadovnichy-Ikeda Dialogue/ Between the Centuries
29 東洋の智慧を語る 季羨林教授、蒋忠新教授
仏教学の世界的権威/季羨林【きせんりん】・・・・1911年、中国・臨清市生まれ。清華大学卒業。1941年、ドイツ・ゲッティンゲン大学で哲学博士に。46年、北京大学東方言語文学学部教授兼学部長。北京大学副学長、中国言語学会会長、中国比較文学学会会長等を歴任。/蒋忠新【しょうちゅうしん】・・・・(1942-2002) 中国・上海生まれ。1965年、北京大学東方言語文学学部卒業。79年、中国社会科学院・北京大学南アジア研究所助理研究員。86年、中国社会科学院アジア太平洋研究所副研究員。91年、同研究所の正研究員(教授)を務めた。(2002年発行)
Ji-Jiang-Ikeda Discussion/ Dialogue on Eastern Wisdom
30 東洋の哲学を語る ロケッシュ・チャンドラ博士
インド文化国際アカデミー理事長/1927年、インド・アンバラに生まれる。父親はサンスクリットの権威ラグヴィラ博士。オランダ・ユトレヒト大学で博士号を取得。1974~86年、インド国会議員。サンスクリット、パーリ語等22の言語に精通する。(2002年発行)
Lokesh Chandra-Ikeda Dialogue/ A Dialogue on Philosophies of the Orient



対談集をはじめとするSGI会長の著作は各国語で翻訳され
海外でも多数出版、ベストセラーになっているものも多い。

番号 書名 対談者
対談者略歴
英語表記
31 希望の世紀へ 宝の架け橋 趙文富【チョームンプ】博士
韓国・国立済州大学元総長/1932年、韓国・済州【チェジュ】道生まれ。ソウル大学校法科大学行政学科卒業。1997年から2001年まで国立済州大学総長。現在、同名誉教授。政治学博士。東京大学客員研究員、米国エール大学客員研究員、韓国地方自治学会常任理事等を歴任。(2002年発行)
Cho-Ikeda Dialogue/ A Precious Bridge toward a Century of Hope
32 地球対談 輝く女性の世紀へ ヘイゼル・ヘンダーソン博士
行動する未来学者/様々な草の根運動の創始者。「国連基金のための地球委員会」の創設に尽力。30カ国以上の”持続可能な開発”のためのコンサルタントを務めてきた。ウスター工科大学名誉博士。(2002年発行)
Henderson-Ikeda Dialogue/ Planetary Citizenship
33 学は光 ヴィクトル・A・サドーヴニチィ博士
モスクワ大学総長 →28番を参照。 (2004年発行)
Sadvnichy-Ikeda Dialogue/ A Dialogue on Education
34 宇宙と地球と人間 アレクサンドル・セレブロフ博士
ロシアの宇宙飛行士/1944年生まれ。ロシアの宇宙飛行士として1984年から94年までの10年間に4度の宇宙飛行を。宇宙ステーション「サリュート」「ミール」で合計373日間、宇宙に滞在。船外活動10回。物理学者として「ミール」の開発にも携わった。ロシア宇宙青少年団「ソユーズ」会長。(2004年発行)
The Serebrov-Ikeda Dialogue/ The Universe, the Earth and Humanity (Japanese)
35 人間と文化の虹の架け橋 趙文富【チョームンプ】博士
韓国・国立済州大学元総長/ →31番を参照。 (2005年発行)
Cho-Ikeda Dialogue/ A Rainbow Bridge of Humanity and Culture
36 インドの精神
――仏教とヒンズー教
ベッド・P・ナンダ博士
世界法律学者協会名誉会長/1934年、インド・グジランワラ(現在はパキスタン)生まれ。国際刑事裁判所設立プロジェクト顧問を務め、核兵器の違法性の是非を問う「世界法廷プロジェクト」等を推進。アメリカ国際法協会顧問(元名誉副会長)、世界法律家協会名誉会長(元会長)。米・デンバー大学の教授、副学長、同法科大学院国際法研究プログラム部長。(2005年発行)
Nanda-Ikeda Dialogue/ The Spirit of India (Japanese)
37 人間主義の大世紀を ジョン・ケネス・ガルブレイス博士
世界最高峰の経済学者/1908年、カナダ生まれ。ハーバード大学名誉教授。ハーバード大学教授、アメリカ経済学会会長、ルーズヘルト政権の経済顧問、ケネディ政権の政策ブレーンや駐インド大使などを歴任。『不確実性の時代』などの著作により、20世紀を代表する経済学者としての地位を不動のものとした。(2005年発行)
Toward a Great Century of Humanism(Japanese)/Galbraith-Ikeda Dialogue
38 見つめあう西と東
――人間革命と地球革命
リカルド・ディエス=ホフライトネル博士
ローマクラブ名誉会長/1928年、スペイン生まれ。サラマンカ大学卒業後、ドイツのカールスルーエ工科大学で学び、化学産業の発展に寄与。スペイン、コロンビアなどで大学教授を務め、ユネスコ理事、スペイン教育科学相、世界銀行教育投資部初代部長など国内外の要職を歴任。ローマクラブの設立段階から尽力。1991年、会長となり、2000年、名誉会長に就任。(2005年発行)
Hochleitner-Ikeda Dialogue/Junction of East and West-Human Revolution and Global Revolution(Japanese)
39 四季の雁書 往復書簡 井上靖
小説家/1907年、北海道旭川市に生まれ、幼時は伊豆湯ヶ島に育つ。京都大学文学部哲学科を卒業後、毎日新聞社に入社。学生時代から詩作を始め、多くの小説を手がける。1950年、小説『闘牛』で芥川賞を受賞。その後、退社して専業作家となり、次々と名作を生みだす。『天平の甍』で芸術選奨文部大臣賞、『孔子』で野間文芸賞を受賞。1976年、文化勲章受章。ペンクラブ会長など歴任。1991年、没。
潮出版社 1977年
40 友情の大草原 モンゴルと日本の語らい ドジョーギーン・ツェデブ
モンゴル国立文化芸術大学学長/1940年生まれ。モンゴル国立大学卒業。モンゴル言語学、文学専攻。博士号取得。モンゴルを代表する文学者であり、詩人でもある。著作には、『この世の素晴らしき人』『馬乳酒の味』『傷つくことなき心』『草原の小道』『五回戦』などがあり、学術論文も「文化の伝統と刷新の諸問題」「作家としての技術」「近代性と文学」など数多い。63年から77年、モンゴル科学アカデミー等の要職を歴任。77年から90年までモンゴル作家同盟議長。92年から96年まで、東京外国語大学の客員教授として日本に滞在。98年からモンゴル国立文化芸術大学学長を務める。これまで国家により「北極星勲章」「スフバートル勲章」「ダムディンスレン勲章」「国家功労芸術賞」などを受賞。
潮出版社 2007年




番号 書名 対談者
対談者略歴
英語表記
41 「平和の文化」の輝く世紀へ! エリース・ボールディング

平和学者・社会学者/1920年、ノルウェーのオスロ生まれ。3歳の時、アメリカのニュージャージー州に移住。1941年、経済学者のケネス・ボールディング博士と結婚。5人の子どもたちを育てながら、平和研究、活動に取り組み、1969年、ミシガン大学で社会学の博士号を取得。「家庭社会学」の研究は注目を集めた。国際平和研究学会事務局長、国連大学理事などを務め、ユネスコの提唱した「平和の文化」の推進に貢献。1990年にはノーベル平和賞候補にもあげられた。ダートマス大学名誉教授。

潮出版社 2006年
42 美しき生命 地球と生きる 哲人ソローとエマソンを語る ロナルド・ボスコ、ジョエル・マイアソン
ロナルド・ボスコ 1945年6月生まれ。ソロー協会前会長。ニューヨーク州立大学オールバニー校文学部特別教授(英文学・アメリカ文学)。これまで、エマソン協会会長を務めたほか、現在ハーバード大学出版『エマソン作品シリーズ』(全10巻)編著。主な著作に、エマソン・シリーズの『日記その他の作品ノート』『教説全集』『主題別ノート』など多数。エマソン協会特別貢献賞、同協会最優秀リーダーシップ賞等を受賞。/ジョエル・マイアソン 1945年9月生まれ。ソロー協会前事務総長。サウスカロライナ大学優秀名誉教授。ソロー協会会長、エマソン協会会長を歴任。『ニューイングランドにおけるアメリカ・ルネサンス』をはじめ、ディキソン、エマソン、ホーソーン、ソロー、ホイットマンなど、アメリカ文学のロマン主義に関する70冊におよぶ著作、編著、書誌がある。
毎日新聞社 2006年
43 古典を語る 根本誠
中国史・中世文学者/1906年、東京都に生まれる。早稲田大学文学部卒。早大教授、創価大学教授を歴任。76年没。著書に『専制中国とその法思想の特質』『専制中国の抵抗精神』『中国歴史概説』などがある。
潮出版社 1974年
44 対話の文明 平和の希望哲学を語る ドゥ・ウェイミン
ハーバード大学教授/杜維明。ハーバード大学教授。1940年、中国雲南省生まれ。ハーバード大学で博士号を取得後、カリフォルニア大学バークレー校の歴史学教授、ハワイ東西センター文化・コミュニケーション研究所所長などを歴任。現在、ハーバード大学中国歴史哲学科教授、同大学イェンチン(燕京)研究所所長を務める。2001年、国連「文明間の対話年」にあたり、アナン事務総長が世界の各文明を代表する識者を招き、「賢人会議」を開いた折、儒教文明の代表として臨んでいる。
第三文明社 2007年
45 今日の世界 明日の世界 新たな平和のシルクロード ヌール・ヤーマン
文化人類学者 ハーバード大学教授/1931年トルコ生まれ。ケンブリッジ大学卒業。同大学で文化人類学の博士号を取得。シカゴ大学の社会人類学教授を経て、1972年からハーバード大学教授。1973年から76年まで同大学の中東研究センター所長を務める。インド、スリランカ、トルコ、イランなどでフィールドワークを行い、イスラム教や仏教、ヒンズー教など、宗教と社会の関係の研究でも著名。
河出書房新社 2007年
46 「緑の革命」と「心の革命」 モンコンブ・S・スワミナサン
パグウオッシュ会議会長/1925年インド、タミル・ナドゥ州生まれ。農学者。インド農業研究所所長等を歴任。60年代、高収穫品種の開発・普及によってインドの農業復興と「緑の革命」の推進に大きな役割を果たした。2002年からパグウォッシュ会議会長を務める。
潮出版社 2006年
47 人間主義の旗を 寛容・慈悲・対話 フェリックス・ウンガー
ヨーロッパ科学芸術アカデミー会長/1946年生まれ。医学博士(心臓外科)。オーストリア・ウィーン大学医学部卒業。ウィーン大学助手、インスブルック大学教授を経て、ザルツブルク病院心臓外科医長1990年、「ヨーロッパ科学芸術アカデミー」の創立とともに、創立者の一員として会長に就任。同アカデミーの心臓病調査研究所所長も務める。『心臓動脈手術―1990年代の需要とニーズ』など著書多数。モニカ夫人は画家。
ブダペスト大学、ティミショアラ大学の名誉医学博士、創価大学、マリボー大学、リガ大学の名誉博士でもある。
東洋哲学研究所 2007年
48 人生問答 松下幸之助
実業家 松下電器産業創業者/1894年、和歌山県に生まれる。松下電器産業の創業者。社会活動の面でもPHP研究所をはじめ、松下政経塾や、科学の進歩に大きく貢献した人に与えられる日本国際賞などを創設し、人材の育成に尽力。著書多数。1989年没。
潮出版社 1975年
49 地球平和への探求 ジョセフ・ロートブラット
物理学者/パグウォッシュ会議名誉会長。ポーランドのワルシャワ生まれ。英国で核物理学を研究し、アメリカ政府からの原爆開発の「マンハッタン計画」に招かれて渡米。しかし、ナチス・ドイツが原爆を製造しないことがわかると、同計画から離脱。戦後の「ラッセル=アインシュタイン宣言」の発表に尽力した。「パグウォッシュ会議」の初代事務局長や会長を歴任するなど核兵器廃絶運動を推進。1995年にノーベル平和賞を受賞。
潮出版社 2006年
50 二十一世紀の平和と宗教を語る ハービー・コックス
アメリカにおける宗教研究の第一人者/世界を代表する学術機関であるハーバード大学に長年にわたって在籍。応用神学部長などを歴任し、教育・研究の中核を担ってきた。マーチン・ルーサー・キング博士とともに公民権運動を闘った“行動する知性”である。
潮出版社 2008年




番号 書名 対談者
対談者略歴
英語表記
51 人道の世紀へ ~ガンジーとインドの哲学を語る ニーラカンタ・ラダクリシュナン
ガンジー研究の第一人者/1944年インド・ケララ州生まれ。マハトマ・ガンジー非暴力開発センター所長。アンナマライ大学で博士号取得。83年、ガンジーグラム・ルーラル大学教授。同年G.ラマチャンドラン非暴力会議、84年には開発教育ナショナル・センターを創設。90年、ガンジーグラム・ルーラル大学副総長代行。90年~2001年、国立ガンジー記念館館長を務める。ガンジー研究インド会議議長としても活躍し、ガンジー研究の第一人者として知られる。2008年、ラジブ・ガンジー賞受賞。『ガンジーと青年と非暴力』『地球村のガンジー』『ガンジー:寛容と生存への探求』など非暴力思想に関する多くの著作のほか、平和運動、文学、芸術、言語学、演劇などに関する著書多数。
第三文明社 2009年
52 文化と芸術の旅路 饒宗頤【じょう・そうい】/孫立川
饒宗頤氏は漢学の泰斗として世界的に著名な学者であり、香港を拠点に書画・詩文の創作活動を続ける芸術家でもある。対談の司会を務める孫立川氏は1993年、香港中文大学で饒宗頤氏に師事し、魯迅研究の第一人者である。両者とも池田名誉会長と多年にわたる交流を重ねてきた。
饒宗頤/香港中文大学終身主任教授 1917年中国・広東省生まれ。香港大学、シンガポール大学などを経て、香港中文大学終身主任教授。同名誉教授。米国エール大学、フランス国立社会科学高等研究院、ソルボンヌ大学、京都大学などの客員教授などを歴任。漢学者・書画家・詩人として知られ、仏教学・儒学・考古学・敦煌学・言語学など、多岐にわたり万般の学芸を究める 。中国研究を讃えてフランス学士院より「ジュリアン賞」受賞。著書に『漢字樹 古代文明と漢字の起源』『敦煌 書法叢刊』ほか多数。中国国務院国家古籍整理委員会顧問。
孫立川/作家・翻訳家 1950年中国・福建省生まれ。厦門(アモイ)大学中国語学部卒業。京都大学で文学博士号取得。専門は中国現代文学。魯迅研究の第一人者。著書に『駅站短簡』『西遊記弁証』など。香港最大の出版社「天地図書」副総編集長(2009年現在)。深圳大学、遼寧師範大学、清華大学深圳研究院で客員教授などを務める。作家、コラムニスト、翻訳家としても活躍。中国作家協会会員。
潮出版社 2009年
53 天文学と仏法を語る ロナウド・モウラン
天文学者/1935年、ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。天文学者・作家・エッセイスト。グアナバラ州立大学(現リオデジャネイロ州立大学)卒業後、ベルギー王立観測所、フランス各地の観測所に留学し、パリ大学(ソルボンヌ)で博士号取得。84年、天文学博物館を創設し、初代館長に就任。88年、『天文学・宇宙航行学百科事典』(約2万語)を出版。ブラジル歴史地理院名誉会員、リオデジャネイロ歴史地理院会員などを経て、2001年、ブラジル歴史地理院正会員。80年5月22日に発見された「2590小惑星」は「モウラン」と命名され、名前が小惑星についた初のブラジル人となる。
第三文明社 2009年
54 人権の世紀へのメッセージ “第三の千年”に何が必要か アドルフォ・ペレス=エスキベル
人権活動家・芸術家/1931年、アルゼンチンのブエノスアイレスに生まれる。国立美術学校と国立ラ・プラタ大学を卒業後、彫刻家・画家・建築家として高い評価を受け、ジュネーブの国連難民高等弁務官事務所のモニュメント制作など国際的に活躍。軍政下での人権擁護と貧困層救済を目指してラテンアメリカ全域での活動を始め、近隣諸国から追放処分を受ける。アルゼンチンの軍事政権による多大な「行方不明者」の追跡と非暴力による紛争解決に奮闘して七七年に逮捕され、14カ月間、過酷な獄中闘争を続けた。80年、ノーベル平和賞を受賞。/本書では、20世紀を代表する「人権の闘士」であるエスキベル氏と「行動する仏法者」である池田名誉会長がエスキベル氏の半生、ガンジー思想、女性たちの人権闘争など多彩なテーマを通して、21世紀における人権の確立への方途を探求する。終章では、「『暴力と戦争』の悪しき連鎖を断ち切る根本は、人間生命に内在する『善性』を絶え間なく開発していくこと」で一致し、「暴力の文化」に対抗する「平和の文化」「民衆の連帯」の構築こそ社会を転換しゆく“鍵”であると語る。



東洋哲学研究所 2009年
55 明日をつくる”教育の聖業” デンマークと日本 友情の語らい ハンス・ヘニングセン
アスコー国民高等学校元校長/1928年生まれ。54年オーフス大学大学院(デンマーク)を卒業後、ロディング・フォルケホイスコーレ(国民高等学校)の教員(59~63年)を経て、ハーザスレウ国立教員養成所の上級講師(70~80年)、そして世界的に有名なアスコー・フォルケホイスコーレ校長(80~93年)、「デンマーク文化協会」運営委員長(83~98年)などを歴任し、文部大臣の任命による「教員教育への新法律準備委員会」の初代委員長(87~90年)に。94年には、デンマーク王室よりダンネブロ勲位「国家ナイト十字勲章」を受賞。/デンマークは、生涯教育やユニークな教育システムで知られる教育大国。対談では、教育の本質は画一的な「知識の詰め込み」ではなく、対話による「生の啓発」にこそあるとの点で一致。また、デンマークの教育革命の道を開いたグルントヴィと、“創価教育学の父”である牧口常三郎の教育思想やエピソードを交え、「教育の過去・現在・未来」を中心に、「福祉」「人権」「環境」など多岐にわたるテーマを織り交ぜて展開される。平和教育は遠いところにあるのではなく、身近な人々を大切にしながら日常のなかで世界を学び、「友好の心」を育むことから始まると論じている。
潮出版社 2009年
56 教育と文化の王道 張鏡湖
中国文化大学理事長/1927年3月18日生まれ。国立浙江大学歴史地理学部卒業。米国クラーク大学で地理学博士号取得後、ハーバード大学研究員、ハワイ大学教授、世界銀行ブラジル農業開発顧問等を歴任。米国地理学会で発表論文数第2位に輝くなど、アメリカの学術界で活躍する。1985年に帰国後、中国文化大学理事長に就任。ロシア・サンクトペテルブルク大学、韓国・慶熙大学等より名誉博士号を受章。著者に『世界の資源と環境』、論文に「世界の農業の起源」「地球温暖化の影響」「中国大陸の水資源の生態と経済発展に及ぼす影響」ほか多数。/台湾を代表する地理学者でもある張鏡湖博士。本書は、台湾の教育大臣を務めた父と二代にわたって教育に心血をそそいできた博士と、創価大学などの創立者として、「教育こそ、人生最大の事業」と宣言し、尽力してきた池田名誉会長の「教育」と「文化」をめぐる対談である。「教育・文化交流」は民衆と民衆を結ぶ偉大な架橋作業であり、今なお戦争の記憶が影を落とす東アジアにこそ「平和」「文化」「教育」のネットワークの構築を、との願いで両者は一致する。「一人ひとりの青年の生命を最高に輝かせゆくことで、現代の混迷の闇を照らし、人類の希望の未来を照らしていく――これこそが『教育と文化の王道』であり使命である
第三文明社 2010年
57 平和の哲学 寛容の智慧 イスラムと仏教の語らい アブドゥルラフマン・ワヒド
インドネシア共和国元大統領/1940年生まれ。エジプトのアル=アズハル大学とイラクのバグダッド大学に留学してイスラム法を学び、イスラム学者、評論家として活動。1984年、イスラム団体ナフダトゥール・ウラマ(NU)の議長に就任。貧しい農村部の発展やプサントレン(イスラム寄宿学校)の改革などに尽力する。1999~2001年、第4代大統領を務めた。穏健派イスラム指導者として、他宗派等からも広く支持を受ける。2009年12月に逝去。本書は、世界中の宗教や民族、文化の差異を越えて「対話」の重要性を訴えてきたワヒド氏と、一対一の対話を根本に、文明間、宗教間対話を推し進めてきた池田名誉会長が、“寛容の精神の大切さ”“平和を目指す宗教の使命”について、人権、文化、教育分野など多岐にわたるテーマを取り上げた対談集である。イスラムと仏教――異なる宗教の指導者が、永遠なる平和を目指し、共に歩むための共通点をいかに見出していくのか――。その方途を具体的に示している。



潮出版社 2010年
58 人間勝利の春秋 歴史と人生と教育を語る 章開沅【しょう・かいげん】
歴史学者・華中師範大学元学長/1926年7月8日、中国・安徽省蕪湖生まれ。本籍・浙江省呉興。48年、金陵大学(現・南京大学)歴史学部を中退し、中原解放区に入る。中原大学政治研究室の仕事に参加するとともに、在職研究生となり、49年、中原大学の南下にともない武漢へ移転。51年から華中師範学院(現・華中師範大学)歴史学部で教壇に立ち、81年に歴史研究所に転じる。84年から90年まで同大学学長。プリンストン大学客員研究員、中南地区辛亥革命史研究会理事長などを歴任。中国近代史、とくに辛亥革命史研究の第一人者。『辛亥革命史』『武昌蜂起』『鴻爪集』など、著書多数。/本書は、歴史に学び平和と栄光の道を開く、日中の未来と人類の進路を展望する二人の哲人の語らいである。
第三文明社 2010年
59 哲学ルネサンスの対話 ルー・マリノフ
哲学者・アメリカ実践哲学協会会長/1951年カナダ生まれ。ダウソン大学を卒業後、ロンドン大学で科学哲学の博士号を取得。ニューヨーク市立大学哲学学科長などを務める。人々が日常生活で直面する問題に哲学を応用し対処する「哲学カウンセリング」の先駆者として知られる。仏教を「人間の普遍的な生き方を説く哲学」として注目。98年にアメリカ実践哲学協会を創設。同協会には経験豊かな多くの哲学カウンセラーが在籍している/「励ましの心」が人生を、世界を変えていく―生命の「内なる力」をめぐる癒しと希望の対話。哲学書の世界的なベストセラー作家として著名なマリノフ博士。1998年、アメリカをはじめドイツ、カナダなど各国の大学教員や研究者が加入する実践哲学協会を設立。その胸に脈打つのは“哲学を民衆の手に”という信念である。博士は、2003年、SGI会長と出会い、2時間に及ぶ語らいを。そこでの“さらなる対話を”との博士の言葉に、SGI会長が「対話こそ哲学者の生命ですから」と応え対談集へと結実した。「『励ましの心』と哲学」「対話こそ『癒し』」など全17章を収録している。人生の羅針盤、勇気と希望の源泉として、現実生活に息づく哲学を学ぶ一書となろう。
潮出版社 2010年
60 平和の朝【あした】へ 教育の大光
 ―ウクライナと日本の友情
ミハイル・ズグロフスキー
ウクライナ国立キエフ工科大学総長
/ミハイル・ザハーロヴィッチ・ズグロフスキー。1950年1月30日、ウクライナ・テルノーポリ州生まれ。同大学附属「応用システム分析研究所」所長。工学博士。92年から同総長を務め、ウクライナ教育大臣(94年~99年)として教育改革に尽力。サイバネティックスおよびシステム分析、地球情報学、数理地球物理学や、社会経済問題への応用分野で活躍し、受賞多数。ウクライナ、イタリア、エストニア、ベトナムの国家勲章を受章。
/本書は、月刊誌「灯台」誌上で2008~09年に連載された内容を基に再編集したものである。両著者が発刊への準備を進めていたさなかの3月11日、東日本大震災が発生した。二人はただちに「あとがき」への加筆を決め、震災により被災された方々への心からのお見舞いの一文を綴っている。さらに、ウクライナがチェルノブイリの悲劇を乗り越え、核兵器全廃の道を選んだこと、また第2次世界大戦で世界最初の被爆国となった日本が奇跡と言われた復興を成し遂げてきたことに言及。
 「どんな闇夜にも、必ず希望の朝は来る」「両国の人々が厳然と示してきた人間の不屈の心、希望の心、同苦の心、連帯の心――。この心を幾重にも広げ、強固なものとしゆくかぎり、たとえ時間はかかったとしても、克服できない困難は断じてない、と私たちは確信してやまない」と真情を述べている。
 二人の人間教育者が青年に寄せる大きな希望があふれる対談集。いかなる逆境をも不屈の魂で乗り越える珠玉の指針が、困難に立ち向かう日本と世界の前途を照らしゆく。


第三文明社 2011年5月3日出版



 
番号 書名 対談者
対談者略歴
英語表記
61 21世紀のナポレオン
 ~歴史創造のエスプリ(精神)を語る
シャルル・ナポレオン
フランスのナポレオン家当主
/プランス・シャルル・ナポレオン。1950年10月15日、フランスのパリ郊外のブローニュ=ビヤンクール市生まれ。ナポレオン・ボナパルトの末弟ジェローム(ウェストファリア王)から5代目の直系子孫。実業家、歴史作家としても活躍。パリ第一(ソルボンヌ)大学経済科学博士。コルシカ島アジャクシオ市助役、イル・ド・フランス県ヌムール市会議員、クレディ・リヨネ銀行事業セクター部長、フランス・ナポレオン歴史協会会長等を歴任し、現在、サービス企業社長、コルシカ環境協会会長、国際ナポレオンアカデミー特別後援名誉顧問。
/SGI会長のナポレオン対談は、フランスの識者らとの『波瀾万丈のナポレオン』(潮出版社)に続くもの。古今東西、ナポレオンに関する書物は無数にあるが、ナポレオン家当主が世界的な仏法指導者(しかも若き日からナポレオンに精通し、その雄大な生き方について思索を重ねてきた)と語り合う新対談とあって、初回から旺盛な情熱と探究心みなぎる語らいが広がる。21世紀に急速なグローバル化が進み、人類は激動の大変革期を迎えている。フランス革命後の混乱期に、歴史の舞台に彗星のごとく現れたナポレオンは連戦連勝を飾り、「民法典」をはじめ、近代フランスの原型となる秩序を構築した。そして、文化・学術・教育の振興など、数々の大改革を成し遂げた。対談では世界を席巻した英雄の文化人・建設者としての側面に光を当てている。対談でSGI会長は語る。
「ナポレオンの魅力の一つは、新しき時代を創造せんとして、前進また前進の不撓不屈の行動を貫き通した『壮大な生命力』にあるといってよいでしょう」
そしてナポレオン公は述べている。
「私は、池田会長の全身に漲っている『生命の力』『知性の力』『精神の力』に圧倒されました。池田会長に『21世紀のナポレオン』を見る思いがいたしました」「私は、この『ナポレオン』という名前を、未来へ前進するために、善のために使っていきたい」


第三文明社 2011年7月3日出版
62 新しき地球社会の創造へ
 
―平和の文化と国連を語る
アンワルル・K・チョウドリ
元国連事務次長
/1943年バングラデシュ・ダッカ生まれ。同国の政府国連常駐代表を務める。在任中、安全保障理事会議長、国連児童基金(UNICEF)執行理事会議長などを歴任。その後、国連事務次長に。
/「『平和の文化』を人類の規範に」「”地球民族の要【かなめ】”としての国連」「女性こそ平和創造の主役!」「時代を変革しゆく青年の力」など全14章からなる。チョウドリ博士は語る。「”平和の人”として、長年にわたって国連を支持してこられた池田会長から、世界の人々は多くのことを学ぶことができます」 SGI会長は呼びかける。「人々を結ぶ『平和の文化』の壮大な連帯――その構築のために、私も博士とともに、さらなる行動を続けていく決意です。新しき地球社会の創造へ、そして人間の勝利のために、ともに力を合わせ、さらに力強く進んでまいりましょう! 人類の宝である青年とともに! 永遠の輝く平和の栄光である女性とともに!」 「平和の闘士」の魂を後世に伝える対談。新たな地球社会を創造する主役である青年、女性たちの希望の一書となろう。


潮出版社 2011年9月5日出版
63 地球を結ぶ文化力 高占祥
中国「中華文化促進会」主席。作家・詩人。
/1935年河北省通県(現・北京市)生まれ。北京宣武紅旗業余大学ロシア語専攻・中国語専攻・日本語専攻卒。53年中国共産党に入党。中国共産主義青年団中央書記、中華全国青年連合会副主席、河北省党委書記などを経て、中国文化部常務副部長(副大臣)に就任。その後、全国政協委員(文化芸術界)、中国京劇芸術基金会名誉会長、中国芸術撮影学会会長、中国文学芸術界連合会党組書記などの要職を歴任し、中国文化事業の発展に力を注いできた
/本書は日中国交正常化40周年を記念しての出版である。  今、国際社会に昇竜のごとく台頭する中国。数千年の歴史の中で、多様な思想と価値観が融合し、数億の民を結束させてきた。その原動力とは――。
両者は対談の中で、「文化力」こそ、平和と共生の未来をつくる鍵であると語る。高主席は、中国文化部の常務副部長(副大臣)などの要職を歴任した高名な文化人。日本、とりわけ青年との交流を推進してきた一人でもある。名誉会長もまた、1968年(昭和43年)の「日中国交正常化提言」はじめ、両国の友好を願い、誠意の行動に徹してきた。 生涯をかけて文化事業の推進に献身してきた二人の対談のテーマは、人類の歴史や教育、宗教、民衆精神など多岐にわたる。「文化力」を、高主席は「科学の進歩や経済の発展、社会の繁栄などに、無限の力を与える原動力」「言い換えれば『人類の第二の太陽』」と表現する。名誉会長は“太陽が植物の生長を促すように、文化は人間の生命を豊かにし、創造力を開花させる滋養となる”と応じ、さらに名誉会長は、文化力とは「人間らしく生きる力」「人々のために生きる力」であると述べている。両者の初の出会いは79年(同54年)4月、桜薫る創価大学であった。この折、名誉会長の提案で、共に「周夫婦桜」を植樹した。今、大きく成長したこの桜の木のごとく、文化によって結ばれた友情と信義こそが永続しよう。



潮出版社 2012年3月16日出版
64 平和の架け橋
 ―人間教育を語る
顧明遠【こ・めいえん】
中国教育学会会長、北京師範大学教育管理学院名誉院長。
/1929年、江蘇省江陰生まれ。北京師範大学に学んだのち、モスクワの国立レーニン師範大学教育学部を卒業。北京師範大学第二附属中学校校長、北京師範大学教授、同大学外国教育研究所所長、同大学副学長、中国教育国際交流協会副会長、世界比較教育学会共同会長などの要職を務め、中国教育界をリードしてきた。 1991年に「全国優秀教師」に選ばれ、99年に北京市から「人民教師」称号を、2001年に香港教育学院から名誉教育博士の学位を受ける。20回以上日本を訪問し、小中高等学校や幼稚園を数多く参観している。
/東洋哲学研究所の創立者・池田大作創価学会名誉会長と、中国教育学会の顧明遠会長との往復書簡をまとめた対談集である。 顧会長は中国教育界の重鎮であり、比較教育学の世界的大家。 「現代中国の教育」は「中国の未来」を左右し、大国・中国のゆくえは世界の運命にも影響を与える。 顧明遠会長は、自身の教育観をこう語る。 「私は『愛情なくして教育なし。興味なくして学習なし』という言葉の真理をつかむことができました。生徒への愛情をもって、まず生徒を尊重し信じてこそ、生徒に対して要求できるのです。そして教師の生徒への愛は、親子の血縁を超えて、民族への愛であり、人類の未来への愛の表現なのです。また、どうやったら生徒の興味を引き出せるか。これは教育科学であり教育芸術です」 創立者は、日中友好への思いをこう語る。 「私は中国を初めて訪問した際、『平和友好の“金の橋”を子々孫々まで盤石ならしめたい』と申し上げました。『金』は永遠性の象徴です。アジアのため世界のために、中国と日本は絶対に結び合っていかねばなりません。不朽にして不壊なる平和友好の『金の橋』でなければならないのです。その橋を支えゆくのが教育交流であり文化交流です。民衆の交流であり青年の交流です。そして、21世紀を平和の世紀にする鍵は人間教育にこそあると信じます」 日中国交正常化40周年記念出版。

東洋哲学研究所 2012年10月出版
65 希望の教育 平和の行進
 ―キング博士の夢とともに
ビンセント・ハーディング
アメリカの歴史学者。公民権運動の指導者マーチン・ルーサー・キング博士の盟友。
/1931年、ニューヨーク生まれ。デンバー・アイリフ神学校名誉教授。シカゴ大学で歴史学修士・博士号を取得。58年にマーチン・ルーサー・キングと出会い、公民権運動をともに戦う。65~69年、アトランタのスペルマン大学で歴史学・社会学教授。歴史学者、ジャーナリスト、人権運動家として活躍し、キング記念センターの初代所長も務めた。現在、公民権運動の精神を宣揚し次の世代の青年を育成するプロジェクトを主宰。
/月刊誌「第三文明」での好評連載が待望の単行本化。 マーチン・ルーサー・キングの盟友とともに非暴力の人権闘争を次代に語り継ぐ。ベトナム戦争への反対を表明したキング博士のスピーチの草稿を手掛けるなど、博士が凶弾に倒れる最期まで“同志”として人権闘争に身を投じた。ハーディング博士とSGI会長は1994年1月、東京・信濃町の本社で出会いを結んで以来、親交を深めてきた。非暴力の精神を語り継ぐ同書は、「民主主義の大地」「キング博士の闘争」「教育の大業」の全3章で構成される。両者は、アメリカ公民権運動とは、未来へと続く「民主主義を拡大するための運動」であると言及。そして、キング博士が目指したのは、制度としての人種差別の撤廃だけでなく、「愛に満ちた共同体」の創造にあり、真実の愛とは、自他共の“善”の心を目覚めさせる戦いであると語り合う。また、キング博士は、人間の尊厳を守ろうと立ち上がった大衆によって育まれた存在であると指摘し、公民権運動は、民衆一人一人に根ざした革命だと述べている。
「民主主義社会における変革は、現実を変革しようとする烈々たる民衆の決意によって始められるのです。民衆のなかから変革への熱望が澎湃【ほうはい】と湧き上がったとき、初めて時代は開かれるのです」(ハーディング博士)
「そうです。民衆こそ時代変革の主体者です。そして、一人一人の人間革命こそが、新たな時代創造への原動力となります」(SGI会長)
同書は、「ウィ・シャル・オーバーカム!(私たちは必ず勝利する!)」と高らかに歌声を上げた先人たちの共生への「夢」が、今まさに、現在の人々の手に託されているとのメッセージを放っている。
第三文明社 2012年12月20日発行
66 ジャズと仏法、そして人生を語る ハービー・ハンコック/ウェイン・ショーター
世界を代表するジャズメンが師と仰ぐ名誉会長と、自身の信仰とジャズを語り尽くす。
ハービー・ハンコック: 世界的ジャズピアニスト。作曲家。1940年生まれ。7歳からピアノを始め、11歳の時、シカゴ交響楽団と共演。1962年、「テイキン・オフ」でソロデビュー。その中の一曲「ウォーターメロン・マン」が大ヒット。1963年から1968年までマイルス・デイビスのバンドに参加。1973年、「ヘッド・ハンターズ」を結成。ジャズ・ファンクとダンス・ミュージックを融合させ、ジャズの新たな地平を切り開く。グラミー賞の受賞は14回。2008年には、ジャズで43年ぶりとなる「最優秀アルバム賞」に輝く.
ウェイン・ショーター:ジャズ史に輝くサックス奏者。作曲家。1933年生まれ。高校時代にクラリネット、そしてサックスを始める。アート・ブレイキーのバンドに在籍。1959年、「イントロデューシング・ウェイン・ショーター」でソロデビュー。1964年、マイルス・デイビスのバンドに参加。中心的なメンバーとしてマイルスの黄金時代を支えた。1969年、マイルスのバンドでの「ビッチェズ・ブリュー」、ソロでの「スーパー・ノヴァ」で卓越した音楽性を示す。1970年、「ウェザー・リポート」を結成し、フュージョン界をリードした。グラミー賞の受賞は9回。1973年SGI入会。SGI芸術部長。
最高峰の妙法の芸術家と人間と音楽をめぐる共演。両氏はともにアメリカSGIのメンバーであり、SGI芸術部長として創価の文化運動を堂々とリードする。SGI会長との交流は40年以上に及ぶ。人生の節目節目で師との出会いを刻んできた。てい談は「ジャズを生み出した大地」「音楽と人間――創造の喜び」「信仰と人生」「アメリカそして世界」の全4章で構成。ジャズの魅力や創作の源泉、家族とその励まし、人生の旅と別れなど、多彩な語らいが収録されている。今、時代は混迷を深めている。不測の試練の連続といっていいでしょう。時々刻々と待ったなしで、まさに『即興演奏』で応えなければならない」と応じ、当意即妙の語らいが紡がれていく。ジャズの精神と信仰の歓喜、そして師弟の誓いが織り成す珠玉の一書である。


毎日新聞社 2013年1月29日発行
67 明日の世界 教育の使命
 ~二十一世紀の人間を考察する
V・A・サドーヴニチィ
ロシア科学アカデミー副総裁。数学者。/1939年生まれ。モスクワ大学機械・数学部大学院修了。機械・数学の機能理論・機能分析学の分野における世界的研究家。ソ連邦崩壊後、総長としてモスクワ大学の教育水準の維持、財政の立て直しに尽力する。ヨーロッパ大学総長・副総長・学長会議議長。ユーラシア大学協議会会長。ロシア大学総長会議議長。
/SGI会長との初の語らいは、1992年創価大学から始まり、その語らいは、対談集『新しき人類を 新しき世界を』(2002年)、『学は光』(04年)に結実している。08年に来日した総長は、SGI会長と会見し、「時代は変化しています。新しいテーマが生まれています。さらに対話を続けたい」と語り、新しい対談が開始された。
現代社会が抱える課題、発展が進むほどに生じる矛盾、教育が担う使命は大きい。真の人間のための教育とは? 社会のための教育から教育のための社会に転換しゆく必要性を訴え、そして現代社会にあって教育と宗教の連携が極めて重要な意味を持つという認識に考えが一致。そして語らいの中に一貫して流れる「次代を担う若者たちのために」というメッセージに、両著者の真摯な姿勢、万感の思いが伝わる一書である。
第二部には池田会長に授与された名誉教授称号の「授章の辞」そして池田会長の「謝辞」が収録。モスクワ大学創立250周年の佳節を間近にひかえる。名誉称号の受章者にはゲーテ、シラー、ダーウィン、パスツール、ラッセル、ネルー、周恩来、マンデラと錚々たる名が連なる。名誉博士と名誉教授の二つの称号を受けられたのはユネスコ元事務局長のマヨール氏と池田会長のみ。純粋に個人で成した功績に対して与えられたのは池田会長が初めてであり、現在のところ唯一である。
潮出版社 2013年5月3日発行
68 母への讃歌
 ~詩心と女性の時代を語る
サーラ・ワイダー
エマソン協会元会長。コルゲート大学教授。詩人。/1981年、ニューメキシコ大学卒業。86年、コーネル大学で博士号を取得。現在、全米屈指の教養大学であるコルゲート大学の教授として、英文学、女性学などの講座を担当。2006年1月、「エマソン協会」会長に就任。エマソン研究の世界的なネットワークづくりに尽力してきた。詩心に光を当てながら、人間精神の無限性や自然との調和を尊重する思想を現代に広めている。著書に『エマソン批評集』『アンナ・ティルデン』など。
/希望と勇気の「心の花束」を贈る 「言葉の力と詩心の復権」をめぐって――。アメリカ・ルネサンスの哲人エマソンを探求しその心を受け継ぐ女性詩人と、若き日にエマソンの思想に触れ、内なる変革から出発して人間と人間を結んできた仏法者の対話の旅。
同書は月刊誌「パンプキン」に2009年から11年にかけて連載された対談に、一部加筆し、再編集したものである。2006年、SGI会長夫妻と最初の出会いを結んで以来、往復書簡を通じて両者の対話が重ねられた。対談集は、「困難に負けない“幸福の鍛冶屋”に」 「友情の絆に人生の栄冠は輝く」など16章から構成。「言葉の力と詩心の復権」を主題に、心通う語らいが交わされる。「エマソンは、一人一人に秘められた生来の可能性を、決して諦めませんでした。その可能性に対する信頼が、彼にとって、どうすれば真に改革を成し遂げられるかを理解する土台となったのです」(ワイダー博士) 「万人に具わる『生命』の本源の力を、自他共に引き出し、輝かせていく――これが、私たちが取り組む『人間革命』運動の核心なのです」(SGI会長) ――人間の限りない可能性を謳ったエマソンの思想や人生、詩作に触れながら、対話は縦横に広がる。
潮出版社 2013年9月30日発行
69 人間教育への新しき潮流
 ~デューイと創価教育
ラリー・ヒックマン/ジム・ガリソン
アメリカの教育哲学者デューイと、創価教育学の祖・牧口常三郎を対比しつつ、ジョン・デューイ協会元会長を務めた2人の専門家と池田SGI会長がてい談。
/ラリー・ヒックマン(Larry A. Hickman):1942年、アメリカ・テキサス州生まれ。南イリノイ大学カーボンデール校哲学教授、デューイ研究センター所長。テキサス農業大学哲学教授のほか、アメリカ哲学振興協会会長、ジョン・デューイ協会会長などを歴任。世界20カ国以上で講演し、著作等は10カ国語で翻訳。2007年、全米優等学生友愛会 全米優秀学者賞を受賞。創価大学・ケルン大学名誉博士。
ジム・ガリソン(Jim Garrison):1949年、アメリカ・オハイオ州生まれ。バージニア工科大学教育哲学教授、アメリカ哲学振興協会執行委員。ジョン・デューイ協会会長、教育哲学協会会長などを歴任。主な研究分野は、プラグマティズム(実用主義)。教育哲学分野での研究が高く評価され、ジム・メリット賞、ジョン・デューイ協会特別功労賞などを受賞。
/「対話の中にこそ価値創造がある!」 両者の思想と実践の革新性や、現在の創価教育への展開、対話と民主主義の意義などについて縦横に語り合う。デューイの人物と哲学への案内であるとともに、「社会のための教育」から「教育のための社会」への転換を促す、家庭・学校・社会教育への提言が満載の現代教育論でもある。
2001年、ヒックマン博士とSGI会長の初の出会いが。08年には、ガリソン博士とヒックマン博士がそろって来日し、SGI会長にジョン・デューイ協会の終身名誉会員証を授与した。デューイと創価教育の父・牧口常三郎初代会長の思想の共通性について次のように語り合っている。「(牧口会長は)人間のもつ無限の可能性と創造性を信じ、新たな価値創造のために精魂を傾けていったのです」とSGI会長が述べたのに対し、ヒックマン博士は「人間や人間以外の生命にとって”生きることの意味”をより豊かにする――この考え方こそ、牧口教育学とデューイ教育学の中核をなすものです」と指摘。ガリソン博士は「牧口会長の理念を研究するなかで、多くのことを学ばせていただきました。今では、牧口会長は、デューイに匹敵する、そして時にはデューイを凌駕する貢献をされたと思っています」と応じている。教育をはじめ、対話と民主主義、そして、宗教、女性、青年……多彩なテーマをめぐって、デューイの「成長」の哲学と、創価すなわち「価値創造」の哲学が共鳴する語らいは、時代の転換期に、人間の進むべき新しき道を照らし出すものとなろう。


第三文明社 2014年5月3日発行
70 太陽と大地 開拓の曲
 —ブラジル移住八十年の庶民詩
児玉良一
日本人移住者として初めてブラジルに渡った児玉良一氏と、SGI会長として世界に平和のネットワークをひろげる池田大作氏との語らい。「日伯友好」の尊い庶民の歴史の証言である。
/児玉良一氏:1895年(明治28年)広島生まれ。13歳の時、ブラジルへの第一次移住者781人のひとりとして<笠戸丸>に乗り込み、神戸港からシンガポール、アフリカのケープタウンを経て、単身でブラジルに渡る。ブラジルに到着したのは、1908年6月18日のことであった。その後、コーヒー農場、家庭奉公、運転手などさまざまな仕事を経験する。昼は皿洗い、庭の草取り、夜は学習という生活をつづけ、働きながら懸命にポルトガル語を学ぶ。日本人のブラジル移住の開拓期を築いた日伯交流の功労者。1989年9月、肺炎のため逝去。享年94歳。
第三文明社 1991年発行/池田大作全集第61巻収録



 
番号 書名 対談者
対談者略歴
出版社/出版年月日/英語表記
71 平和の哲学と詩心を語る スチュアート・リース
真の「平和」を目指して――日本とオーストラリアの 行動する「平和の詩人」による情熱あふれる語らい。
/スチュアート・リース(Stuart Rees):1939年、イギリス生まれ。シドニー平和財団理事長。シドニー大学名誉教授。イギリスやカナダでの社会福祉事業に従事した後、オーストラリアのシドニー大学社会福祉・社会政策学部教授に就任。同大学の平和・紛争研究センターの設立に尽力し、長年にわたり所長として活躍したほか、シドニー平和財団を創立し、国際的な平和運動に貢献。主な著作・編著に『人権と企業の責任』『平和への情熱――権力の創造的行使』『超市場化の時代――効率から公正へ』『社会福祉への評決』や、詩集『戦争の真実を教えてほしい』など。
/ともに詩人であり、平和運動の実践者であるオーストラリアのシドニー平和財団・リース理事長と池田SGI会長の対談集。核兵器廃絶や紛争解決への提言をはじめ、貧困解消に向けた公正な経済への転換や、人権侵害の克服のための人権教育のあり方など、幅広いテーマを語り合う。単なる平和ではなく、すべての国のすべての人が幸福を享受できる「正義に基づく平和」に焦点を当て、社会正義を実現する道を展望する、示唆に富んだ一冊。
第三文明社 2014年8月24日発行
72 地球革命への挑戦
 -人間と環境を語る
エルンスト・フォン・ヴァイツゼッカー
地球の未来のため、人類の平和のために真の充足と幸福を得られる「持続可能な社会」をいかに構築するか。ローマクラブ共同会長である環境学者と平和行動を貫く仏法者が縦横に語り合う。
/エルンスト・U・フォン・ヴァイツゼッカー(Ernst U von Veizsäcker):1939年、スイス生まれ。環境学者。ローマクラブ共同会長。国連環境教育(UNEP)の「持続可能な資源管理に関する国際パネル」共同議長。ドイツ・カッセル大学学長、国連科学技術センター所長、ヨーロッパ環境政策研究所所長。ヴァッパータール気候・環境・エネルギー研究所初代所長、ドイツ連邦議会(下院)議員、同環境委員会議長などを歴任。著作『ファクター4』(共著)は、資源消費抑制と経済発展を両立させる可能性を示して世界的な反響を呼ぶ。その他の著作に『地球環境政策』、『ファクター5』(共著)など。ヨーロッパ科学芸術アカデミー会員。ドイツ連邦環境章、ドイツ連邦共和国功労勲章など多数の受章がある。


潮出版社 2014年10月2日発行

(『グラフSGI 2006年2月号』、創価学会公式サイト、聖教新聞 ’08-10-18付、その他から)


 [ビクトリー・ロードへ戻る