Menu List of
          さぶろく


ホーム

育自日誌

読書感想(書庫)

作者自己紹介

将棋の部屋

ベートーヴェンの部屋

ビクトリー・ロード

掲示板

更新メモ


★当サイトへのリンクは、基本的にフリーですが、その旨ご連絡頂ければ幸いです。
リンク用バナー

Copyright (C)
 Since 1998  Saburoku






読後のちょっとした感想(書庫)

2012年(H.24年)

平成24年12月24日更新

注意: 星印の評価はあくまで私の主観と好みによるものですので、当然ながら誰が読んでも当てはまる事を保証するものではありません。


●『LONG WALK TO FREEDOM』/The Autobiography of NELSON MANDELA/Back Bay Books; 1st Paperback Ed版 (1995/10/1)
(ネルソン・マンデラ自伝の米語版)
(2月12日読了)

☆☆☆☆ よい

獄舎1万日、27年間にわたって牢獄で、アパルトヘイト(人種隔離政策)と戦い、ついにそれを撤廃させ晴れて南アフリカ共和国初の黒人大統領となったのが、ネルソン・マンデラその人です。
来日されて、池田先生とも会談しています。

本書はマンデラ自伝 米語版『LONG WALK TO FREEDOM』です。
14年ほど前に購入したのですが、約10年間、封印状態でしたので、かなりボロボロになって来ています。

英語で書かれた原書ですが、英語学習の意味も込めて、この3年間音読を続け、やっと全625ページを読み終わりました。
政治の用語が多く登場し、文語表現の英単語も多いですので、音読するだけでもかなり難しい本です。
洋書の音読は、『新・人間革命1巻 THE NEW HUMAN REVOLUTION VOL.1』に続いて2冊目です。

終盤に行くほど、ところどころ意味もだいぶ取れるようになってきました。
「石の上にも3年」と言いますが、2冊の洋書 音読を通して、かなりリーディングに慣れることができました。
会話力等の総合力では未だ未だですが、マンデラ自伝読了を通して、1つの大きな自信とすることができました。

出獄後、マンデラ氏は今まで散々に迫害してきた白人とも、融和し協力し合わないと本当の国づくりはできないとの強い信念を持っていました。
その第1歩として大統領府の白人職員たちを、継続して働かせる決断もしました。
マンデラ大統領自身の護衛官にも白人職員を残す徹底ぶりでした。
その白人職員たちが一番とまっどっている姿が、洋画『インビクタス〜負けざる者たち』にも描かれています。

人間を肌の色で差別する愚かさ、国家権力で差別を強制した国家が、あらゆる肌の色の多様な人々のための「虹色の国」へと劇的に生まれ変わっていく姿が感動的です。

あとは、せっかく外国語を学ぶのですから、実際に使う場を多く持つことも重要です。
外国語を使って海外の人に折伏などできたら、きっと楽しいでしょう。


●『大地 (四)』/パール・バック著/新居格訳、中野好夫補訳/
新潮文庫
(4月30日読了)

☆☆☆☆☆ 大変よい

貧農から身を起こし数々の苦労を重ねて大富豪となった王龍【ワンロン】、その王龍が死の床に就いた時、土地を売ろうと密談する長男と次男の浅ましい姿があった。
三男の王虎【ワンフー】はある事件をきっかけにして家を飛び出し、やがて地方の軍閥の頭目となって、一族こぞって彼の武力に庇護を求めていく。
王虎の長男・王淵【ワン・ユアン】は軍隊が嫌いで祖父の畑に憧れを持っていた。
ある時革命騒ぎに巻き込まれた王淵は、死刑になる寸前でアメリカへと難を逃れ、異国の地で6年にわたって農学生として学究生活を送る。
帰国した王淵は、孤児として母に育てられ女医として歩む美齢【メイリン】との恋におち、臨終の父のそばで気持ちを確かめ合う。

革命が続く激動の中国、そしてアメリカを舞台に、
大地と共に生きた王家三代の壮大な物語を描き、ラストシーンで若き2人の前途に、新しい中国の明るい未来を象徴させてこの物語は終る。
パール・バックはこの作品によって、ピューリッツァー賞ならびにノーベル文学賞を受賞した。

上記のあらすじを読んでも解る通り、この物語には主に3人の主役がいる。
それは生涯をひたすら大地と向き合い、自然の猛威等にも屈することなく、身代を築き上げた王龍であり、その父へある事から反発し軍閥の頭目となった王虎である。
そして3人目が孫の王淵であり、学者として歩み、性格も優しく王虎とは対照的である。
三者三様でまったく価値観も性格も違うのだが、父祖伝来の古きものと新しい時代のうねりとが、1人の中で葛藤を生み折り合いを付けつつ、世の動きと連動しながら、血が受け継がれていく。

アメリカにわたった王淵が、アメリカ人の中国人への偏見・侮蔑の心が根強くあることを知り、それが逆に彼自身に祖国への誇りと恋慕の情を自覚させていく。
中国から見たアメリカ、アメリカから見た中国という2つの視点も丹念に描かれていて面白い。

全巻読了に約10年かかったが、本当に読みごたえのある世界的名作に巡り会え読了できて、大きな財宝を得たかのような感慨である。


●『中小企業診断士 スピード問題集(2) 財務・会計 2011年度版』/TAC出版社(5月10日読了)
☆☆☆☆ よい

財務諸表から仕訳、損益分岐点分析、ポートフォリオ、加重平均コストの計算など、企業の財務・会計について計算問題中心に、一通り練習ができる構成になっている。

全58問を約15か月かけて一回転目、なんとか解き切った。

計算を丹念に書いていったノートは、診断士の他の科目も含めるとすでに2冊目に入っている。

二回転目、三回転目と回していく決意だが、そこまで行かずとも、できれば今年で合格できれば、と期している。




中小企業診断士 スピード問題集(1) 企業経営理論 2011年度版』/TAC出版社(7月7日読了)
☆☆☆☆ よい



●『脳科学からみた「祈り」』/中野信子著/潮出版社(7月20日読了)
☆☆☆☆ よい


中小企業診断士 スピードテキスト(6) 経済学・経済政策 2011年度版』/TAC出版社(7月23日読了)
☆☆☆☆ よい





『<自己発見>の心理学』/国分康孝著/講談社現代新書(7月24日読了)
☆☆☆☆ よい



中小企業診断士 スピード問題集(7) 中小企業経営・中小企業政策 2012年度版』/TAC出版社(7月28日読了)
☆☆☆☆ よい



中小企業診断士 スピード問題集(5) 経営法務 2012年度版』/TAC出版社(8月2日読了)
☆☆☆☆ よい





中小企業診断士 スピードテキスト(2) 財務・会計 2010年度版』/TAC出版社(10月12日読了)
☆☆☆☆ よい



●『
池田名誉会長の法華経 方便品・寿量品講義(3)』/池田大作著/聖教新聞社(10月13日)
☆☆☆☆☆ 大変よい


●『[新版]生命哲学入門 ―宿命は変えられる―』/川田洋一著/第三文明社(12月24日)
☆☆☆☆☆ 大変よい




(本年12冊/通算416冊)


▲ページトップへ



 [前のページ   [次のページ


 読書感想(書庫)の目次へ戻る