貧乏の鉄鎖を切る(2)

本テーマの第1回目では、お金を得て使う根本を「広布のため」との一念とすることが、経済革命の秘訣と述べた。
→貧乏の鉄鎖を切る(1)

引き続き「貧乏の転換」について考えてみたい。

まず初めに、思いつくままに論点を列挙してみる。
1.福運があるのか、無いのか? 経済力と福運の関係。
2.仕事と信心。 稼ぐ力の源。
3.感謝と愚癡と福運の関係。
4.担当する組織は幹部の鏡。
5.法華経の行者の祈りは必ず叶う。

では順に考察を進めていこう。

1.福運があるのか、無いのか? 経済力と福運の関係。

個人指導を受けた時など、経済的困窮に対してよく、
「戦って、福運をつけよう」
「客を呼び寄せるには、こちらに福運がないと客は来ない」
などとアドバイスされる。

金銭に困る=福運が無い との図式が背景にあるのだが、これは文字通り受け止めては問題があると私は思う。
なぜかと言えば、貧乏であることが福運が無いというなら、逆に金持ちは福運があることになってしまい、金銭の多寡【たか=多い少ない】によって福運があるか無いかが決まる、おかしな事態が生じることになる。

「蔵の財」 「身の財」 「心の財」 の3つの財の内「蔵の財」は最も重要性が低いにも関わらず、蔵の財の貧富がそのまま福運の貧富に直結するのは、誤りの部分が大きいと言える。
実は、信心の眼で見るならば、創価学会員として戦えること自体が、御本尊を持っていること自体が、最高の福運なのであり、貧乏か金持ちかに関わらず、最高に恵まれた仏の境涯なのである。

そうであるなら先の、貧乏=福運が無い との指摘の真意は、
「ともかく信心でとらえて戦おう、頑張ろう」
との信心の激励と取るべきなのである。

一応は、御本尊を持てたあなたは最高に福運の豊かな人なのだが、使命あって今は貧乏の姿を現じられている。
広布の使命を果たし切って、経済的にも福運豊かな姿に人間革命していこう、という意味にとらえるべきなのだ。

2.仕事と信心。 稼ぐ力の源。

信心してさえいれば大丈夫、というのは油断であり慢心である。
信心しているからこそ、人に倍する努力を惜しんではならない。
(趣旨)

これはよく聞く学会指導だが、信心しているからこそ人一倍の努力・研究・創意工夫を重ねていくべきである。
それぞれの仕事の内容は専門性が強いであろうから、仕事上の問題や悩みに1つ1つ、学会から解答をもらえる訳でも、「ここはこうしなさい」と言った指示がもらえる訳でもない。

しかし日ごろ学会活動で磨いた人格や交渉力、協調性、聞く力、実行力、仕事に取り組む真摯な姿勢などといった人間力は、企業人としても必ずや能力を発揮していける。
仕事の上で問題に遭遇した時も、強盛な祈りと実践で仏智を頂いて解決していくことができるし、あらゆる自己研さんや向上心の根本的エネルギーも、信仰から得てくことができる。

こうした信仰の結果、真剣な努力の結果として、あとから追【つ】いてくるのが人の評価や報酬である。
稼ぐ力の源に創価の信心があるのだ。
ここで『人間革命第11巻 夕張の章』から先生の指導を紹介する。

日蓮大聖人は仰せであります。
『天晴れぬれば地明かなり法華を識【し】る者は世法を得可きか』と。
『天晴れぬれば』とは『法華を識る』ことであります。
また『地明かなり』とは『世法を得可きか』となり、世法に通達【つうだつ】することです。
つまり、信心を根本にして自分の商売事業を改良したり、思索し工夫して、立派に事業を発展させ、境涯を高めてゆくこと
――これが大聖人様の御指南であり、学会の指導原理なのです。

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“貧乏の鉄鎖を切る(2)” への2件の返信

  1. ありがとうございます!基本的に元気が出てきました
     店を経営しておりますが  ある程度の生活はしているものの いつまでたっても税金や支払いで苦しい日々が続いています
        そのうちそのうち、、、、うちの事務は妹で私と同じ学会二世です
     妹がいうのです  いつまで この苦しい経済状況が続くのかと・・・
    もう 我が身が情けなくなります   学会んだからこそ模範となる人間にならなくてはと   今日から毎日1万弁を続けていきます
      心から感謝です  ありがとうございました! 

  2. 宮崎幸志朗さん、初めまして。このブログが、元気が出る素に少しでもなれたなら、望外の喜びです。同じ事業の苦境から脱するにしても、同じ苦しみにある友を救うためとの、地湧の使命から発した経済革命こそ、真の解決となるのですね。

    これはあくまで仮定の話ですが、経済的豊かさを得たとしても、仮に信心を失ってしまったり、或いは単なる名聞名利やエゴの追及であったとしたら、不幸へと転げ落ちる因となってしまうでしょう。

    その急所さえ押さえて強盛に実践していけば、「地獄の苦しみぱっと消え」で意外と解決は早いのではと思います。私も今一重、「何のため」を問い直しつつ、今世の使命を果たす題目を上げに上げていきます。有難うございました。

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