打って出る

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ほんの近場に過ぎませんが今日、市内を21軒周ってきました。
土曜ということもあり会えたのはそのうち11軒、今の戦いの依頼ができたのは7人に留まりました。

私が住んでいる市は東西に長く延びているため、いち市内でありながら、今日1日で60kmほど走りました。
帰宅するまでに要した時間も5時間ほどかかりました。

私は今回の法戦は、なかなかエンジンがかからず、引越しなどもあって、いつまでも調子が出ず、大変にもどかしい思いをし、己心の魔との苦しい戦いが続きました。
土・日ごとに 「今回も行けなかった・・・」 「また、今回も行けなかったか・・・」 と臍【ほぞ】を噛む思いを何度もしました。

個人の目標を三桁プラス4割と決めて宣言したものの、遅々として進まず、余りの不甲斐無さに酷い胃痛に苛まれるほどでした。
連日の唱題会などでやっと、久し振りに打って出ることができ、ホッとしています。

どんな些細に見える勝利にも、その背景には熾烈な攻防戦があります。
それは自己の弱さ=魔 との攻防戦です。
「100万の軍隊に勝つよりも、自己の弱さに勝つことの方がはるかに難しい」
と言われる通りです。

その意味でも、未だ未だほんとうに小さな動きですが、濁りかけていた川が一気に澄み渡るような爽快感を、味わっています。

今日の市内巡回で、少し前に同中に参加させしばらく会えていなかった、仕事の年配のお客さんにも会えましたし、いつもお願いしているが今回はなかなか面と向かって言えなかった人にも何人も頼めました。
そして特筆すべきは、私が小学校時代2年生~5年生の4年間にもわたってお世話になった恩師が、8月下旬に急死なされたというのです。

訪問すると奥さんが出てこられ、亡くなられたとのことで、「線香を上げてください」と促され、驚きの思いも束の間、他宗でしたが題目三唱とご焼香をして、短時間でしたがお悔やみの対話をして、お宅をあとにしました。
いつも快く話を聞いて下さる先生でした。
小学校時代、読み・書き・算数といったことや、人間として一番根っこになる事柄をたくさん教えて頂いた、恩の深い先生でした。

教え子としてこういう大事な節目に伺うことができたのも、法戦に動いているお陰であると感謝の思いが大きいです。

広布の戦いは人により反応は千差万別ですが、1つ言えることは、友人・知人の皆さんの悩める心が、或いは眠れる仏性が、我ら地涌の菩薩の励ましの声掛けを待っている、ということです。
日々、学会員として御本尊に題目を唱える者として、何も特別のことではありません。
身近の多くの人が、私たちからの励ましの声を待っている、のは間違いないのです。

もうだいぶ長文になりましたが、法戦に我々が戦う意義は様々に論じられると思いますが、それらは「立正安国」にやはり集約されます。
そして「立正安国」とは具体的には、正法の確立による、

1.真実の平和で安穏な社会の実現。
2.政治の混乱を正す。
3.法戦を通して、各人が功徳と福運を受け、宿命転換し、生活上仕事上の目標を達成しゆく。

「信心即生活」ですから、或いは良く言われるように「我々は政治屋」ではないのですから、1つ1つの法戦も、それをやり切ることにより、自分の宿命転換を賭け、生活革命を賭けて戦っているのです。
ですから戦い切れば、必ず生活上も仕事上も功徳が得られ、悩みも解決するのです。

その意味で、年末年始の座談会は功徳爛漫の、歓喜爆発の会合にしていきたいですね。
「戦いは、勝つと決めた者が勝つ」
「自分にできることを、すべてやり遂げた者が英雄なのだ」
との格言にあるごとく、本年の悔いなき総仕上げをしていきましょう。

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コメント

  1. はた京阪 より:

    毎日の戦い、本当にお疲れさまです。
    いろんな日があると思います。
    どうかご自分を責めることなく、心身ご自愛ください。

    野球だって、毎9回加点の試合なんか滅多にありません。一点だって勝ちは勝ち。
    それでも、勝つんだと決めたんだから既に勝っていますし(笑

    戦い済んで、喜びの報告をしあえれたら素晴らしいですね!

    あらためて基本をみつめなおす記事をありがとうございました。

    あ、そうだ!
    うちのブログでリンクしていいですか?

  2. レオ より:

    京阪さん、お気遣い有難うございます。
    自分を責めずに、とのアドバイス、有り難く頂戴します。

    喜びの報告をし合えたら素晴らしい、との仰せ、ほんとうにそうありたいですね。
    「負けて泣くより、泣く思いをして勝つんだ」
    と昔、名字の言にありました。

    自己の弱さに打ち勝つには苦しみも伴うけれど、悲壮感があってはいけませんね。
    同じ戦うなら楽しく愉快に、行きたいものです。
    野球の譬えも分かりやすいです。

    ブログのリンクは、こちらこそ喜びとともに、お願いします。
    返信まで日数が経ってしまい申し訳ないです。