箴言集(2)

この記事は約3分で読めます。

●寸鉄から

有能な者は行動するが、無能な者は講釈ばかり――作家(バーナード)。動けば必ず前進が。(15-7-18)

努力する人は希望を語り怠ける人は不満を語る――作家。我らは挑戦の人と。(15-9-12)

●名字の言から 15-9-22

船が波涛【はとう】を越える際の鉄則は、船首で波を受けるようにして、真っすぐ進むことだという。避けようとすれば横波を受け、かえって転覆してしまう恐れがあるからだ。

「信心も同じです。真っすぐに。それがあれば、怖いものなしです」。1等航海士として働き、波涛会の草創を支えた友が語っていた。入会した半世紀前から、日々2時間の唱題を欠かさない。その中で幾多の自然の嵐も、がんなど人生の嵐も突破してきた。

御書に「いかに強敵重なるとも・ゆめゆめ退する心なかれ恐るる心なかれ」(504㌻)と。何があろうが信心で勝つと決める。この真っすぐな決意で、我らも〝人生の波涛【はとう】〟を勝ち越えたい。

●体験のページから(‘08年3月10日付)

一流と言われる会社にいる人が、一流なのではない。「一流の人間」が働いている会社こそ、どこであれ、何であれ、一流なのである。
(池田先生のスピーチから)

●SGI会長のスピーチから(‘08年3月13日付)

「人間は『批判する者』と『創造する者』とに分けられる」

(ロシアの芸術家ニコライ・レーリッヒ)

●’79年11月2日  創大祭オープニングセレモニーでの池田先生のスピーチから(『創立者の語らい[Ⅱ]』P.10)

ペッチェイ博士は71歳。牢獄にも入り、死刑囚にもなった。(中略)レジスタンス運動で7万名の犠牲者を出した。逃げたり、隠れたり、追われたり、闘ったりそれは大変だった。しかし、今は自分の予見どおりに時代は変わった。本当にうれしい。けれども7万人の人が銃殺され、拷問され、道端で射殺され、それは大変だった、といっていた。

自分も牢獄に行き、多くの同志も牢獄に行き、それで戦争も終り、後になって我に返って感づいたことがある。普段いわゆる傲慢であったり、横暴であった人間は全部人を裏切った。皆の前では煽動【せんどう】や人気取りはうまいけれども、いざという時弱い。牢獄というところは、大変なところだ。そこで本当の人間がわかる。

普段謙虚な人ほど、そういう人生の土壇場の土壇場の、極限の極限のときに平然として、光を放っていたというのです。私も”なるほど人というのは表面ではわからない”と思いました。あの人は愚直だ、あの人は非常におとなしくてもっとしっかりしてもらいたいと思うような人が、むしろ、謙虚で力があり、発条【ばね】があって正義を貫く場合があるということを再発見した次第だ。

本当はこういう経験を踏んだ人でなければ偉大な人生の深みはわからない。偉大な人生の深みがわからない人がどうして大勢の人々の心をつかめるか、私はこういう気持ちでペッチェイ博士の話を伺い感慨を新たにしました。

 

ご投票宜しくお願いします↓
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 創価学会へにほんブログ村


コメント