努力あってこそ祈りは叶う

現実の行動と努力あってこそ祈りは叶います。
真剣な努力も無しに祈ってさえいれば叶うというのであれば、人間をダメにしてしまう宗教であると、先生は仰っています。

皆さんも聞いたことがあると思いますが、「米を炊【た】く譬え」があります。

米を炊く時に、為すべきことをしないで、何時間祈ったとしても米は炊くことは決してできません。
つまり、米を研【と】いで炊飯器にセットしてスイッチを押すという現実の行動をしなければ、いくら長時間祈ったとしても米は炊けません。

これは米を炊くことに限ったことではなく、仕事や生活などあらゆることに当てはまります。
現実の行動と努力なくして祈ってばかりいても、願いは叶わないのが道理です。
しかし私たちは、これだけ祈っているのだから叶って当然だと期待するわりには、必死の努力をついつい怠るという愚を犯しがちです。

いくら祈りが根本といっても、祈ってさえいればよい、現実の努力は二の次でよいというのでは、それは甘えであり間違った信心と言えると思います。
一気に話が飛躍するかもしれませんが、例えば、日蓮大聖人は草庵に閉じこもって、朝から晩まで題目ばかりを唱えていたでしょうか。
創価の三代の会長は本部に閉じこもって、唱題ばかりを行じていたでしょうか。

大聖人もそして創価三代の会長も、寸暇を惜しんで日本中、世界中を対話と激励行に、徹して歩き抜かれた御生涯です。

その激務の中で、移動の車中でも、また僅かな休息も惜しんで題目を唱え続けられたのです。
現実生活の場面において、わが胸中から勇気を引き出し、最高の行動、最高の努力となって表れてこそ、本当に正しい祈りなのです。
それが最高の結果となって現われるのです。

ここで、池田SGI会長がブラジルを初訪問した折、農業移住者として奮闘する壮年との語らいを見てみましょう。
 
 信心をしていれば、自分の畑だけが、自然に豊作になるなどと思ったら大間違いです。仏法というのは、最高の道理なんです。ゆえに、信心の強盛さは、人一倍、研究し、工夫し、努力する姿となって表れなければなりません。そして、その挑戦のエネルギーを湧き出させる源泉が真剣な唱題です。それも”誓願”の唱題でなければならない。
 
 (中略)
 祈りといっても、自らの努力を怠り、ただ、棚からボタモチが落ちてくることを願うような祈りもあります。それで良しとする宗教なら、人間をだめにしてしまう宗教です。日蓮仏法の祈りは、本来、”誓願”の唱題なんです。その”誓願”の根本は、広宣流布です。

 つまり、”私は、このブラジルの広宣流布をしてまいります。そのために、仕事でも必ず見事な実証を示してまいります。どうか、最大の力を発揮できるようにしてください”という決意の唱題です。これが私たちの本来の祈りです。

 そのうえで、日々、自分のなすべき具体的な目標を明確に定めて、一つ一つの成就を祈り、挑戦していくことです。その真剣な一念から、知恵がわき、創意工夫が生まれ、そこに成功があるんです。つまり、『決意』と『祈り』、そして『努力』と『工夫』が揃ってこそ、人生の勝利があります。
(SGI会長指導選集 15-4月号大白蓮華)

 

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“努力あってこそ祈りは叶う” への12件の返信

  1. ブログ・タイトル『夢の醸造所』の意味するところを
    語られているような内容のお話ですね。

    『夢』を持てない人は可哀想だと思います。
    『夢』を持てなくとも生きてはいけますが、
    何かつまらなく、空虚な人生になってしまいそうですね。

    でも、何の努力もせずに『夢』ばかり追っていても、
    それはそれで、自堕落な人生に陥ってしまいかねないですね。

    身の丈に合った『何か』を追っても、
    それは『夢』とは言えないでしょう。

    自分の『身の丈をより伸ばせる』糧になるものが『夢』。
    自身の『可能性をより高め、広げる』ための目標が『夢』。

    『夢』は、今は小さな存在でしかないかも知れない自分を
    『より大きく成長させ』(境涯を高め)、自らの拳で、五体で、
    精神力で掴み取るべきもの。

    『夢』を描き、しっかりと旨味のある人生をもたらすために、
    コツコツと長い時間をかけて形あるものへと『醸造』して
    ゆく。

    湿気に耐え、乾燥に耐え、暑さに耐え、寒さに耐え、
    『悪玉菌』を退けながら、手塩にかけて仕上がった果実酒
    (現実なった夢)を、やがて、多くの人に味わってもらい、
    癒しを与え、「素晴らしい味(のある人生)ですね」と言って
    もらえれば、これほど嬉しいことはないでしょうね。

    『熟酥味』を超越した先にある『醍醐味』。

    しかし、此処に至ることは至難の業。
    『熟成』と『腐敗』とは、紙一重。
    静かに、でも力強く、確実に、ひとつひとつの困難を
    乗り越えた先にあるもの。
    それが「夢へ向けての祈りが叶った」瞬間。
    そして到達点なのでしょう。

    『夢』を叶えた経験を持つ人は強くなります。
    先の『到達点』は、今度は更なる高みへの『出発点』となり、
    前人未踏の領域へと入っていきます。
    新しい画期的な『夢の醸造所』の完成に向けて。

    ※生意気でしたね。失礼しました。

  2. 福島の壮年さん、奥行きの深い見事なる文章ですね。
    『夢の醸造所』への深い理解とあるべき姿が的確に表現されていて素晴らしいです。

    もし宜しければ、「夢の醸造所について」のページに、「本ブログのタイトルの意義」として載せさせて頂けないでしょうか。
    一コメントとして扱っては余りにももったいないです。
    ぜひとも宜しくお願いします。

  3. 東京の壮年部さんお久し振りでした。
    ピタッと音信が途絶えたので少し心配していました。
    GWはいかがお過ごしでしたか。

    お米の例えは婦人部向けだと思うので、壮年部向けの良い例えも何か考えられそうです。

    「誓願の祈り」は仰る通り、「創価の祈り」の大きな柱とも魂とも言えますね。
    あとは自分らしく体現していこうと念じるのみです。

  4. レオさんがお使いになるのは、どうぞご自由に。

    ただ、気品さえ感じさせるレオさんの文章と比べたら、
    私のコメント文など、「やっつけ」の駄文でしかないですよ。

    『夢の醸造所』と名付けられた、こちらのブログ・タイトル、
    すごく趣のある言葉に、レオさんは、どういう思いを
    込められたのだろう・・・。
    常々、そんなことを考えておりました。
    そして、今回の記事に、レオさんのお気持ちを垣間見た
    思いで、私が受け取り感じたことを書き散らしてみました。

    『ブログの意義』として使うに耐えられる文ではないと
    感じていますし、余りにも過分で恐縮なお申し出ですが、
    何か、文章の一部分でもお使いになりたいところが
    あるのなら、どうぞ、文章全体が影も形もないほど
    変わってしまっても構いませんので、レオさんなりに
    推敲して頂いた上でお使い下さい。

  5. はじめまして とろサーモンといいます。最近ブログを読ませてもらってます ありがとうございます。 ところでお礼といってはなんですが文章の最後にいつも題目を一遍、又は二遍なり書くとよろしいかと・・・ 功徳があると思います 大聖人様も手紙によく書いてましたし。ネットも御本尊様の世界だと思います 創価学会ブロガーの皆さんの一家和楽を祈って今から勤行唱題です それではどうもおじゃましましたー。   

  6. 福島の壮年さんへ

    あらためて読み返すと心に残るコメントです。私のブログに自分の気持ちを添えて紹介させてください。
    よろしくお願いします。

  7. うるとらまんさんへ

    どうぞお使い下さい。
    と言いいたいのですが、

    レオさんがブログタイトルの意味として使用されていますので、
    私の手から離れて、レオさんの所有ともなっています。
    レオさんのご承諾も必要かなと思いますので、ご本人の
    コメントを待ってからにして頂けますか?

  8. 福島の壮年さん、レオさん、私のブログは一般向けですので信心の事は書いていません。
    信心から見た夢の酒造所を以下に書いてみました。

    『夢』を持てなくとも生きていくことはできる。仕事、家庭を守るのが 
    精一杯で夢どころでない事ある。平凡かもしれないが精一杯生きている事は
    価値ある人生だ。
       

    逆に、何の努力もせずに『夢』ばかり追っかけ仕事家庭をおろそかにしては
    夢ではなく空想と妄想の世界だ。
     
     去年の9月から週に一度の懇談会を某壮年と二人で始めた。
    最初は組織幹部、公明党支援への不満、愚痴、矛盾、心の葛藤を語り合った。
    不満愚痴の展覧会がしばらく続いた。 懇談会は時々参加する友人を含めて4人となり愚痴不満を語り合っても楽しくない事に気づいた。

    何のために生きているのだろう?
    愚痴不満を言うために生きているのではない。幸せになるため、夢を掴むために生きている事に目覚めた。
    愚痴不満の展覧会は夢の酒造所となった。他人から見れば大人4人が愚痴を言い合っている馬鹿な人間の集まり
    と思うだろう。しかし、私達には必要な事だった。なかなか愚痴不満を聞いてくれる場所がない。

    『夢』を描き、ワクワク旨味のある人生をもたらすために
    週一度集まってコツコツ時間をかけて形あるものへと『醸造』して
    ゆく過程はメチャクチャ楽しい。
    私の夢物語を表現してくれている素敵な言葉を友人のブログで見つけました。紹介します。

    湿気に耐え、乾燥に耐え、暑さに耐え、寒さに耐え、
    『悪玉菌』を退けながら、手塩にかけて仕上がった果実酒
    (現実なった夢)を、やがて、多くの人に味わってもらい、
    「素晴らしい味(のある人生)ですね」と言って
    もらえれば、これほど嬉しいことはない。

    『熟酥味』を超越した先にある『醍醐味』。

    しかし、此処に至ることは至難の業。
    『熟成』と『腐敗』とは、紙一重。
    静かに、でも力強く、確実に、ひとつひとつの困難を
    乗り越えた先にあるもの。
    それが「夢へ向けての祈りが叶った」瞬間。
    そして到達点なのでしょう。

    『夢』を叶えた経験を持つ人は強くなります。
    先の『到達点』は、今度は更なる高みへの『出発点』となり、
    前人未踏の領域へと入っていきます。ほ
    新しい画期的な『夢の醸造所』の完成に向けて。

    二人の語らいから夢の酒造所が始まりました。
    支部男子部活動家〇をなくしたい夢が今では座談会御書講義担当する男子部の誕生となり、家庭訪問する壮年部、ブロックで私と
    ブロック長だけでした。もう一人活動家を増やしたい
    夢が実現し新聞配達、家庭訪問する壮年部がでてきました。
    そして、もう一人の壮年が立ち上がりかけています。懇談会する前は家庭訪問、折伏は皆無に近い状態でしたがブロック長を中心に家庭訪問折伏教学の勉強をするようになりました。
    一人を立ち上がらせるのは簡単ではないです。おかげで題目あがり題目の確信を掴む事ができました。
    その夢の酒造所で蓄積された信心の確信がが新たな夢の酒造所に導いてくれました。
    途方もない夢です。私はできると確信しています。私の夢に、それは無理といいながら賛同し活動してくれる
    かけがえのない友人が4人いるからです。
    友人の1人は仕事は苦境だ。子供の教育費で生活は苦しい。しかし、若い頃の夢は置き去りにしたくない。
    と語っていました。その彼の直向きさ、純粋な心に3人の友人は心を打たれました。

    私の途方もない夢は置いといて、できることから始めていこうと皆の心が一つになり大きな一歩を踏み出しました。
    四人は若い頃からの友人です。信頼でき応援してくれてた友人ですが個性派です。
    しかし、その個性がパズルのようにピタリ当てはまってしまいました。
    これは凄い強みと思います。一人一人個性強く反発しあう事あるかもしれませんが、小さな小さな夢のブロックを積み上げて
    いけば一人一人の個性は開花し夢を掴む事ができると確信しています。
    そんな素晴らしい友人に出会えた事、パズルがピタリ当てはまったように心が一つになった事は不思議、奇跡に思います。
    油断せず楽しく題目上げ活動していこうと思います。

  9. 福島の壮年さん、皆さん、返信遅れました。
    システム開発の受注があり、内外の用事とも重なり、急に多忙になったのです。

    私への過分な言葉については、褒め倒されても何もお礼などはできませんので、悪しからずw

    半ば強引に、福島さんの文章を拝借させて頂きました。
    有難うございます。
    作者以上に『夢の醸造所』を深く理解し励ましを送って頂き、嬉しさと驚きと感謝が混ざり合っています。

  10. とろサーモンさん、はじめまして。
    題目を末尾に書くのですか。
    確かに御書には随所に見られますね。

    創価学会ブロガーの皆さんの一家和楽を祈って頂いてるとのこと、その心が素晴らしいですし、有り難いです。
    とろサーモンへもお題目をお贈りします。
    南無妙法蓮華経。合掌。

  11. うるとらまんさん、こんばんは。
    福島の壮年さんの文章は、私の所有だなんてとんでもないです。
    只、拝借させて頂いてるに過ぎません。

    うるとらまんさんの文章も非常に素晴らしいです。
    そちらの文章も掲載したくなりました。
    特に、うるとらまんさんの日頃の実践と体験を中心に述べられている点と、福島さんの文章にも言及されている点など、さすがだと思います。

    今はなかなか時間が取れないので、また余裕ができたら、本ブログへの掲載についてもお話ししたいですね。

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