地涌の誓願

つい先日、ドクター部のセミナーに、仕事のお客さん(年輩の方です)と私の父の2名を、連れ出すことができました。
同じ会合でも友人などが参加してくれた会合は、とくに楽しく愉快に感じるので不思議です。

さて今日のテーマですが、まず序分としての意味で「四弘誓願 しぐせいがん」について述べます。

仏の悟りを求める心を初めて起こすことを「初発心」と言いますが、菩薩が初発心の時に起こす四種の誓願のことです。

1)衆生無辺誓願度 しゅじょうむへんせいがんど
 一切衆生をすべて悟りの彼岸【ひがん】に渡すと誓うこと。
 要するに全世界の人々を救い切ると誓うこと。

2)煩悩無量誓願断 ぼんのうむりょうせいがんだん
 一切の煩悩を断つと誓うこと。
 大聖人の仏法では煩悩即菩提であり、煩悩は断つべきものではありません。
 自行化他の題目を実践し抜いていくことにより、無眼の向上の原動力となり、自他共の最高の幸福へと境涯革命しゆくエネルギーに転換できるのです。
 また仏道修行を妨げる煩悩に打ち勝つ意味と考もえられます。

3)法門無尽誓願知 ほうもんむじんせいがんち
 仏の教えをすべて学び知ると誓うこと。
 実践の教学のあくなき研鑽と深化です。
 真の仏法においては「これ位でいいだろう」との安易な妥協も倦怠【けんたい】も無いのです。

4)仏道無上誓願成 ぶつどうむじょうせいがんじょう
 仏道において無上の悟りを成就すると誓うこと。
 仏法といっても高低浅深にわたり多くの法門があります。
 その中で、ここで言う「無上の悟り」とは、法華経の文底に秘沈された三大秘法の南無妙法蓮華経であり、現代においては創価の師弟に脈打つ精神に他なりません。

こうして見てくると発心したての菩薩であっても、これだけの誓願を起こすのですから、驚きとともに、
「初心忘るべからず」
「迷ったら原点(=初心の意味も)に帰れ」
とあるように、常に厳しく自己点検し直し、誓いを新たにし強め深めていく作業が欠かせません。

さて表題の「地涌の誓願」に移りますが、先生のご指導を再確認しましょう。

伸一は、地涌の菩薩の本領とは何かについて、掘り下げていった。
「菩薩の本領は、『誓願』ということにあります。
そして、地涌の菩薩の誓願とは、『法華弘通』にあります。
ゆえに、心から周囲の人びとを幸せにしきっていく、広宣流布への『誓願』の唱題が大切です。
厳しく言えば、『誓願』なき唱題は、地涌の菩薩の唱題ではないのであります」

「誓願」には、魔に打ち勝ちゆく、仏の生命のほとばしりがある。
伸一は、全同志が、一人も漏れなく、大功徳に浴してほしかった。
病苦、経済苦など、すべてを乗り越えて、幸せになってほしかった。
そのための祈りの要諦こそ、「広宣流布の誓願」なのである。
 (『新・人間革命』第24巻「厳護」)

この五濁悪世の末法であらゆる迫害等に耐え、妙法を弘通することが地涌の誓願である、と仰っています。
魔に打ち勝ち、大功徳に浴すための祈りの要諦こそ、「広宣流布の誓願」なのです。

広宣流布とは周囲の人びとを幸せにし切っていくこと、その広布の誓願無き唱題は地涌の菩薩の唱題ではない、とまで厳しく言われています。

私はよく思うのですが、祈っているようで祈りになっていないことが多いです。
形式と惰性に陥った唱題にいつのまにかなってしまっている。

祈りとして叶わざるなし

あくまで「自分の一念通りに叶っていく」ということ、そして「疑った場合は、疑った通りの結果しか出ない」という厳粛な事実を痛感します。
そうであるからこそ、常に「広宣流布の誓願」に立ち返って、祈り行動を開始していきます。
末尾に、SGIの日記念提言から先生の言葉を抜粋します。

先ほどの「如蓮華在水」も、混迷深まる時代に生まれることを自ら求め、失意に沈む人々のために行動する生き方を貫くことを、釈尊の前で「誓願」した地涌の菩薩の姿を示した法華経の言葉でありました。

ここで言う「誓願」は、誰かが行動することを期待して事態の変化を待ちわびるような願望でも、状況が厳しくなった時に吹き飛んでしまうような約束でもない。
どんな困難や試練が押し寄せても、どれだけ歳月や労力がかかっても、必ず成し遂げていく――自分の全存在を賭けた”生きる証【あかし】”の異名ともいうべきものに他なりません。

だいぶ長文になり申し訳ありません。
(一部分、加筆修正しました。平26.3.11)

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ブルースでも歌って

久し振りにカラオケでも行きたいな、ということで練習するためにも南佳孝さんの曲をいくつか紹介致します。
過去にも1~2度載せたことがあります。

南佳孝さんの曲は常に聞いている訳でもないのですが、どうしても10代後半から20代前半の時を思い出してしまう忘れられない曲です。


→日付変更線

→MIdnight Love Call

→ブルースでも歌って

→スローなブギにしてくれ

南佳孝さんの最後の紹介は再生リストです。
→再生リスト


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