2012-11-27

御書・教学

煩悩即菩提(2)

釈尊は苦行の果てに、「自らの死によって苦悩から脱する」ことは不可能であることを知った。 生きてこそ真の悟りは得られるのが道理であるし、苦行の果てに「死を選択」することは、修行の破綻であり、現実からの逃避に過ぎないと見抜いていたのだ。 爾前経...
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御書・教学

煩悩即菩提(1)

この写真は釈尊が悟りを得る前に、当時の修行の主流であった苦行をしていた姿である。 生きながらのミイラにでもなったかのような、痛ましい姿である。 釈尊はその徹底した苦行の果てに、死の淵【ふち】をさまようが、河のほとりに瀕死の姿で横たわっていた...
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