不可惜所領事(2)

本抄の前半部分で、大聖人は四条金吾の信心を、これほどまでと思うくらいにお褒めになっています。
理由は2点です。
1.凡夫が悪世末法に信心を貫き、広宣流布に立ち上がることは希有【けう】なゆえ。
2.四条金吾の深き覚悟が、天魔の謀略を未然に防ぐことになったゆえ。

信心を貫くことは、三障四魔、三類の強敵が紛起【ふんき】する、至難の道であり、生命の奥底にある無明と戦うという、根本的な次元での生命変革に挑み続けることです。
その「偉大な凡夫成仏」の先駆として四条金吾が師と共に戦い抜いたがゆえの、御本仏のご照覧なのです。

そして第2に、今回のデマ事件は、まず金吾を退転させ、そのことを鎌倉中に吹聴【ふいちょう】する。そして多くの門下を動揺させ、1人残らず退転させようとの、極楽寺良観を中心とした悪人たちの画策であったのです。
第六天の魔王の働きは、それほど熾烈であり、陰湿かつ執念深いのです。

竜の口・佐渡流罪という大難の中で、大聖人は第六天の魔王に完全に勝利されました。
敗れた第六天の魔王は、今度は、弟子を退転させ、教団を破壊しようと動きます。
「大魔のつきたる者どもは一人を教訓し落としつれば、それを引っかけにして多くの人を攻め落とすなり」(1539ページ)
一人を退転させることで、多くの人を堕【お】としていく。
その意味で、付け入る魔を破り、「一人」を守ることが、広宣流布を守ることにつながるのです。

そして『希望の経典御書に学ぶ3』で先生は、次のように指導されています。
「魔は『柱』を倒そうとつけ狙う。だからこそ、『柱』は絶対に倒れてはならない。
特に『広宣流布の黄金柱』である壮年部の皆様は、大先輩の四条金吾の如く、『日蓮が道』を支え、大聖人に誉められる信仰を貫いていく使命がある」
「信心を貫いた凡夫は、胸中から湧現する仏法の智慧によって『賢人』『聖人』」としての生き方を歩み通すことができます」

(つづく)

 
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不可惜所領事(1)

「『法華経の信心を捨てる』との起請文を書け、さもなくば所領を没収する」との主君・江間氏から命令を受けるという、最大の苦境にあった四条金吾は、断じて負けませんでした。

結論を先に言えば、大聖人のご指導を実践し切って、この苦境を乗り越えた四条金吾は、主君からの信頼を取り戻し、今までの3倍の所領を賜【たまわ】るという実証を示しました。
これも「例え乞食になるようなことがあったとしても、法華経に傷をつけることはしない」との深い覚悟の信心で戦った結果でした。

3倍の所領という経済次元、生活次元での実証も確かに見事な実証ですが、それ以上に「心こそ大切なれ」との信心という「心の財」を、果敢に護り切り実証をもって宣揚した模範の姿が後世への鑑【かがみ】となったのです。


そもそも金吾にとってこの苦境は、大聖人の弟子・三位房が、鎌倉の人々が惑わされていた竜象房の邪義を粉砕した法論に同席したことがきっかけでした。
実際は、金吾は一言も発することなく、法論を見守っていただけでしたが、後日、「金吾が徒党を組んで刀を帯びて法論の場に乱入した」との虚言が流されたのです。

それを耳にした主君の江間氏が四条金吾に対して、「法華経を捨てるとの誓状を書け。さもなくば所領を没収し、家臣から追放する」と命じたのです。
所領没収は、武門の恥であり、生活の糧を奪われる苛酷なものでしたが、金吾は決然と信心を選び取り、大聖人に報告します。

その金吾からの書状に対し日蓮大聖人が、金吾に代わって江間氏への長文の弁明書「頼基陳状」を認められ、頼基(=金吾)を妬んだ者たちのつくり事【ごと】である、と主君の疑惑を晴らし、仏法の正義を示されます。
この陳状に添え、金吾が“決して誓約書は書かない” “法華経は捨てない”と毅然と誓ったことを、大聖人が讃えられたお手紙が、この「不可惜所領事」です。

(つづく)


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液晶テレビ

禁煙して1年半が過ぎました。
1カ月1万円とするとすでに18万円浮いたことになります。

この度、自分の努力へのご褒美として、液晶テレビ22型ORION社製 約2万円を買いました。

マイテレビとしては液晶は、PCを除くと生まれて初めて買いました。
地デジに変わったのもあって、思わず唸る位、きれいです。
これで野球等の文字表示も見やすいです。

信心根本を忘れずに、TVを見過ぎないよう注意します。  





→メーカーHP



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希望の経典 御書に学ぶ 3

「一生は夢の上・明日を期(ご)せず、
いかなる乞食にはなるとも、法華経にきずをつけ給うべからず」
(御書1163ページ)

という有名な御金言があります。
このお言葉を研鑽し本ブログへまとめようと思い立ってから、実はけっこう時間が過ぎています。

この御文は別名『不可惜所領事』と呼ばれ、四条金吾に与えられた御書の中に出てきます。
実は池田先生自らつい最近、大白蓮華上で講義され、書籍化もされています。
私もこの度、購入しました。
それが下記の写真です。


近日中には記事をアップする予定ですので、乞うご期待ください。





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