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Takaaki Okamoto




読後のちょっとした感想(書庫)

1998年(H.10年)

平成20年4月3日更新


注意: 星印の評価はあくまで私の主観と好みによるものですので、当然ながら誰が読んでも当てはまる事を保証するものではありません。



●『「観心本尊抄」の池田会長講義』 池田大作/聖教新聞社の小冊子(1月11日読了。)
☆☆☆☆ 良い

●『赤と黒  (下)』 スタンダール/新潮文庫(1月29日読了。)
☆☆☆☆ 良い

●『境涯革命 〜自分を見つめる仏法入門』 野崎 至亮著/創樹社(4月14日読了。)
☆☆☆ ふつう

●『人生地理学  第1巻』 牧口常三郎著/聖教文庫(4月25日読了。)
☆☆☆ ふつう

●『高杉晋作(第3巻)』山岡荘八著/講談社・山岡荘八歴史文庫(7月1日読了。同日・記)
☆☆☆☆☆ 大変良い


  『高杉晋作』(一)〜(三)を、読了した。ポイントを列挙してみる。
  一、「鼻輪の無い暴れ牛」と称される、己の生き様を死の瞬間まで貫き通した。
  二、晋作の師、吉田松陰の、魂魄を弟子に継がしめんとした、壮絶な死。
  三、手のつけられない暴れ牛・高杉晋作を、藩の重役の身でありながら、陰に日なたに援助した、周防政之助という存在。
  四、高杉晋作の面目躍如たる奇行・振る舞い。その大胆さ。何ものをも飲み込んでしまうその気迫。
  五、あの長州藩を牽引していったほどの、強烈な個性と覇気とともに、常に日本の将来を、全身全霊をかけて思索し、行動し抜く、英知と勇気と行動力を併せ持っていた。
  死の間際、
  「おもしろきことも無き世に面白くすみなすものは心なりけり」
と歌った高杉晋作。彼なりに充分面白く人生を生ききったかもしれぬが、29歳という生涯は短かった。命を削るように燃焼しきった人生であり、魅力十分に描かれている。
  いずれにしても、今の自分にとって「大胆たれ」ということを教えてくれた、感銘深い一書である。
    


●『新・人間教育への道』 創価学会教育部/第三文明社(7月4日読了。)
☆☆☆ ふつう

●『人間と文学を語る〜ロマン派の詩人ヴィクトル・ユゴーの世界』 池田大作著/潮出版社(8月23日読了。)
☆☆☆☆☆ 大変良い

●『ながい坂 (上)』 山本周五郎著/新潮文庫(8月31日読了。)
☆☆☆☆☆ 大変良い

●『ながい坂 (下)』 山本周五郎著/新潮文庫(9月11日読了。)
☆☆☆☆☆ 大変良い

●『ベートーヴェンの生涯』 ロマン・ロラン著/岩波文庫(9月11日読了。)
☆☆☆☆ 良い

●『通訳への道〜その魅力と将来性』(9月15日読了。)
☆☆☆ ふつう

●『二十一世紀への対話 2巻』 A.J.トインビー/池田大作共著/聖教文庫(10月10日読了。)
☆☆☆☆☆ 大変良い

●『エマソン選集・2 精神について』 入江勇起男訳/(株)日本教文社(二章「自己信頼」のみ 10月14日読了。同日記。)
☆☆☆ ふつう


  初めは、この本の本文から書き写そう。・・・と考えていたが、計9箇所あり、全部で原稿用紙5枚以上にはなると思う。大変時間のかかる作業の割には、その価値の高さが定かでない。
  よって、ページ・行数のみ、メモしておこう。ちなみに版は、13版である。
  (中略)Emerson(1803〜82)は、手元の別な資料によると、元牧師のアメリカ人詩人。「・・・・民主的個人主義・楽天主義を説いて、ヨーロッパからアメリカが文化的に自立することを唱えた。」とある。
  20〜30ページくらい読んだに過ぎないが、一言で言えば、たしかに自立と進取の精神に富む内容だった。
  ヨーロッパのギリシャ・ローマ時代からの、伝統を無条件にありがたがる手合いを批判して、偉大なる思想も芸術も、もともとは我々の胸中にこそあるもので、もっと自己を信頼せよ。過去の偉大と呼ばれる事跡の前に、いたずらに自分を卑下するのでなく。それは、上べを飾る身分・地位なども含めて。
  彼は元牧師ということで、「神」という言葉が幾度かあったが、それはアメリカ人として自然な程度であり、彼のいう「神」は、キリスト教的人格神のそれではないらしい。牧師から転身したのは、教会の組織や指導者たちへの反発と、見解の相違が主な理由らしい。

(本年13冊/通算226冊)



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